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「唐茄子屋政談」 五代目 古今亭 志ん生 【落語】

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「唐茄子屋政談」 大店の若旦那の徳さんは「お天道さまと米の飯はいつでもついて回る」とか、吉原の女がいつでも引き受けて面倒を見てくれるなんて本気で思っている能天気なお調子者で遊びが過ぎて勘当になる。吉原の女からは愛想をつかされお払い箱、幇間とか友達の所へやっかいになるが、すぐいやな顔をされもう行く所がない。やけになって吾妻橋から身を投げようとするところを通り合わせた人に止められたがその人は・・・ 五代目 古今亭 志ん生 1890年6月5日東京生まれ 本人曰く4代目橘家圓喬の弟子 6代目圓生は志ん生について「芸の幅が五十をすぎて、パーッと開けちゃった」「人間はズボラだったが、芸にウソはなかった」「志ん生の芸は傷だらけ(中略)その芸も完璧なものじゃなかったわけで、人間描写もいい加減なところがあった」「小さく固まらなかったから、いつかその芸がなんともいえない独特の芸風にふくらんでしまった」口演の出来不出来が激しかったが、「そこがいかにも志ん生らしいところで」「志ん生さんにはフラがありましたが、あれも型があっての上での自在な間なんです。型のないものは芸じゃありません。」と評している。「完成した5代目志ん生」を見ると「天衣無縫」と思えるが、実際は売れない時代が長く、芸について苦労して非常に考えた上であの芸風を苦心して作り上げたことが窺える。 Music:BGMer http://bgmer.net #落語 #志ん生

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