明治という新たな時代の幕があけて二年。雄大な桜島を望む薩摩は、賑やかな正月を迎えていた。
薩摩藩の国父、島津久光。そして家臣の小松帯刀と西郷隆盛。立場は違えど、激動の幕末を生き抜いた三人が久々に膝を突き合わせるなか、久光は版籍奉還を告げる。それは、薩摩の終焉を意味するものだった。
新たな時代と武士の誇り。その狭間で、男達が貫いた己の誠とは…。
時に雄々しく、時に優しく生き抜いた、それぞれの命の輝きを、どうぞご覧ください。
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