鹿児島の郷土料理である「ふくれ菓子」について、作り方を鹿児島弁で紹介するコンテンツを作成しました。
このコンテンツを作成しようと思った理由は二つあります。
一つ目は、近年、若い人で鹿児島弁を話す人が減ってきていることに危機感を感じ、言語の文化を後世の人々に残していくためには私たちが行動しなければならないと感じたからです。二つ目は、近年食の外部化や欧米化が進んでおり、地域の伝統料理が希薄化していることを踏まえ、解決していかなければならないと感じたからです。また、お菓子の作り方だったら幅広い世代の方に見てもらえるのではないかと思いました。私たちは、二人とも食品について興味があり、また、鹿児島の郷土料理の中でも「ふくれ菓子」が大好物です。
このような理由から、「ふくれ菓子」に関するコンテンツを作成しようと思いました。
種子田先生、今掛先生、石牟禮先生をはじめとする鹿児島方言文化会の皆様、撮影にご協力くださいました濱田さま、東落さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
【鹿児島弁と標準語単語】
今から→いまかい
ふくれがし→ふくれがす
まず→さしつけ
中→なけ
どれも→どいも
グラムg→グラン
炭酸→ソーダー
杯→ぺ
適当→てげてげ
私→あた
はちみつ→はちむちょ
残り→のこい
混ざっていない→まざっちょらん
それから→そいかい
ゴムベラ→ゴンベラ
混ぜる→まぜくる
布→めんぎん
月桃の葉→さねんば
ミキサー→ミキサぃ、ミキサん
~ました→~もした
ありがとうございました→あいがともさげもした
2022年度「方言コンテンツをつくろう」受講生作品
(A.Hさん、M.Tさん制作)