一条天皇は、中関白家の影響を大きく受けて成長しましたが、道隆死後の長徳の変では家族同然の伊周を庇うことなく断罪するなど、公私混同せず天皇としての責務を果たしていました。
道長との良好な関係を第一に政治を行ったものの、愛する定子との関係だけは別で、道長の批判を意に介さず定子と逢瀬を重ね、待望の皇子を儲けました。
しかし、道長の娘 彰子を無視できず、円融皇統を確実に伝えるために彰子とも子を為し、最後には自らの意思に反しながらも大局的な見地から道長の血を引く敦成親王を後継者に据え、若くして亡くなります。
今回は、定子との愛、道長ら貴族たちとの関係、ただ一人の円融皇統の継承者としてのプレッシャーに挟まれながらも、見事にバランスを取り混沌とする政局を乗り切った一条天皇の生涯について紹介します!
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参考文献
倉本一宏『一条天皇(人物叢書) 』
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山本淳子『枕草子のたくらみ』
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【画像引用】
大河ドラマ光る君へ公式サイト
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【目次】
01:21 一条天皇の出自
07:02 権力闘争における一条天皇
14:20 定子死後の一条天皇
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