今日の議題は「物流志す学生は、なんと0%」です。
衝撃的なニュースが上がっていた。
学習院大学の経営学部の学生にアンケートを取ったところ、「物流を目指しますか?」という問いに対しての回答が「0%」だったという。
データは少ないけれど、それでもびっくりする数字だ。
どうしてこういった状況になっているのだろうか。
物流の仕事って?
実際に物流の仕事に携わっている人以外に聞くと、どれだけの人がその仕事をイメージできるだろうか。
佐川急便やヤマト運輸のドライバーさんを想像できるなら、まだいい。
けれど、3Kと言われて敬遠される、「きつい、汚い、危険」と捉えている人もいる。
けれど実際には、ドライバーの仕事だけが物流の仕事ではなく、3Kと言われて敬遠されるような仕事というわけでもない。
このチャンネルでも話している通り、様々な企業を支えるインフラとして非常に重要な立ち位置、それが物流の仕事である。
にもかかわらず、現実は目指したい学生が0%である。
記事にはこうも書かれている。
小学校から大学まで物流に関して学ぶ機会がなく、社会人になる前後で突然、「物流とは?」となる。
物流の仕事に関してなんのイメージも持たずに、学生時代を過ごすことが問題ではないだろうか。
でもここで物流について語っているお三方も、ほかでもない「物流とは?」と思っていた側である。
伊藤氏は、花業界から物流へ。
15年前に物流業界に初めて入ったとき、何もわからなかった。
物流は配送のイメージが強いので、倉庫業というものがそもそもわからなかった。
長井氏も、音楽系の商材を扱っている小売から物流へ。
スタートが物流業界ではなくて、ある意味ラッキーだった。
知れば知るほど面白いと思えた。
でも、それを知る前だったら、すごくブルーカラーが強く、辛そうというイメージが先行するのは理解できる。
小橋氏も、アパレル業界から物流へ。
会社内で花形部署というと、営業であったり、マーケティングだったり、デザイナーだった。
物流は縁の下の力持ちでもあるけれど、やっぱり裏方の仕事というイメージだった。
少し視点を変えてみると…
物流業界は、アピールが下手なのかもしれない。
若いうちに、マネジメント能力や判断力を磨ける、こんな仕事はなかなかない。
今の物流業界は、実はブルーオーシャンなのではないか?
現状、物流業界にはなかなか優秀な人材が来ない。
今の若い人たちは、キャリアパスをちゃんと考えているので、物流業界ではこんなスキルが身について、こんなキャリアを積める!というようなアピールをしたら、結果は変わるのではないか。
つまり、今の物流業界は、頑張った人がチャンスを掴める環境だ。
ずっと気になっていた、お三方の過去が少し垣間見れました!笑
この動画を通して物流のことを学んでいますが、当初のイメージとは全然違った印象を今は持っています。
それをたくさんの方に知ってもらえるように…
おもしろい!と思ってくださった方は、ぜひとも、動画の高評価とチャンネル登録をお願いいたします!!!
編集者K
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○ロジカイギとは○
EC業界における物流部門において、数えきれないほどの問題と改善を施してきたメンバーが、他では話されないコアな情報を配信するプロジェクトです。
https://logikaigi.com/
○プロフィール○
株式会社Linkth 代表取締役
小橋 重信(こばし しげのぶ)
「物流から荷主企業を元気にする」ことを目標に在庫管理の大切さを伝える活動を行う。3年間のIT企業での経験から、ITの知見もあり、「ファッション×IT×物流」トータルでのコンサルティング活動を行う。
株式会社TALKLORE 代表取締役
伊藤 良(いとう りょう)
「少数精鋭企業の課題解決屋」として今まで培ったコンサルティング能力、ソリューション能力をもとにした独自のフレームワーク理論を展開。特にベンチャー企業や新規事業の成長ステップに合わせた参謀役としての実践的かつオーダーメイドな経営指導には定評がある。
トランスフィード株式会社 代表取締役
長井 隆典(ながい たかのり)
荷主及び物流事業者として培ってきた経験を基に、現場改善に特化した分析とアドバイスを展開。シミュレーションに基づくオペレーション再構築やWMS導入による工数削減には定評がある。
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