ビカクシダ胞子培養まとめ
「あくる日も植物」のやり方となります。あくまで参考程度でお考え下さい。
用意するもの
・胞子(熟していること)
・容器(タッパーなどでOK)
・用土(ピートバンやジフィーセブンがおすすめ)
・ベンレート(2000倍に希釈しておきます)
手順1 -下準備編-
・用土を熱湯で殺菌する。胞子を蒔く時までに冷ましておくこと。
・容器を熱湯もしくは洗剤で殺菌しておく。
手順2 -播種編-
・容器底から10mm程度の深さで用土を入れる。表面を均す際に、用土が固くならないように注意する。
・胞子を蒔く。多すぎないように、偏らないように。
※蒔いた胞子が多く、密集してしまっている場合は、前葉体が発生した際に前葉体同士がぶつかり、浮き上がってしまいます。ただしこの場合、前葉体のスペーシングをすれば問題はありません。
・ベンレート希釈液を噴霧し、胞子を馴染ませます。(この作業は個人的に省いても良いのではと考えます)
・ラップ等で蓋をして、密閉を保ちます。
※蓋は透明度が高い方が良いと考えます。なのでタッパー蓋は使用しておりません。LEDによってこの限りではないです。
手順3 -管理編-
・環境について、最低気温15度を下回らないように管理してます。使用しているライトは植物用ではない普通のLEDです。
・初期はカビの発生確率が高いです。こまめに確認し、カビを見つけたらベンレート希釈液を噴霧します。
・前葉体が発生するまでそのまま密閉管理します。
前葉体が出始めたら次のステップになります。早いもので15日程度で発芽が確認できます。遅いと3ヶ月以上の期間を有するものもありました。
諦めないで気長に管理することをお勧めします。