初代の獅子は琉球王国の尚育王から拝領したもので、彫刻家田名宗経の作であった。友寄では御拝領の獅子を「獅子加那志」として敬い、また親しみをこめて“シーシ”と呼んで大切にした。ところがこの初代獅子は沖縄戦で行方知れずとなってしまった。
1969年、24年ぶりに「とぅむしぬシーシ」が復活した。二代目の獅子は平和祈念像を制作した山田真山の作である。
8月15日まずは御願(うがん)から始まり、神人と村役は村の拝所を廻る。十五夜の月の下で、受け継がれてきた獅子舞が、戦場で行方知れずとなって消え去った多くの命の鎮魂と平和への祈りを込めて舞われる。【平成26年度制作】
◆本 編: 42 分
沖縄/八重瀬町
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