割れない、錆びない。独特の光沢の「薩摩錫器」。
職人の手仕上げで生まれる茶筒は高い密閉性を誇る。
江戸時代、薩摩藩で錫が産出され誕生した薩摩錫器。
割れない、錆びない、独特の光沢と手触りが特徴。
錫を溶かし型で固めたあと、「削り出し」でほどよい形や厚みに整える。
機械で削るが、要となるのは職人の手の感覚。
13の工程を経て生まれるタンブラーや酒器は、やわらかな手触りと形の美しさに加え、熱伝導率の高さで冷たい飲み物はより冷たく味わえる。巧みな技法は、茶筒の高い密閉性に見られる。ふたを少し持ち上げて手を離すとゆっくりと自然に落ちていく。
経験と勘がすべて、100年以上にわたり受け継がれる匠の技。
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南日本放送 2025年1月1日(水)放送