ホークスの春季キャンプは29日、全日程を終えました。新加入と若手がアピールした1か月でした。
◆小久保監督「個人で考える練習時間を取りたい」
「おはようございます!」
4年ぶりのV奪還に向けてスタートした春の宮崎キャンプ。2024年からチームの指揮をとる小久保裕紀監督が2月1日、現地からRKBの番組「タダイマ!」に生出演しました。
RKB宮脇憲一「初日、今の心境はどうでしょうか?」
小久保裕紀監督「ご覧の通り、まだ雨が降り続いていますね」
RKB宮脇憲一「春のキャンプのテーマは?」
小久保裕紀監督「全体練習の時間を早めに切り上げて、個人が考えてする練習の時間を長くとろうかなと」
◆選手会長・周東選手 早朝からトレーニング
初日から選手達を待っていたのは、ハードなトレーニングです。
先頭でチームを引っ張るのは、2024年から選手会長を務める周東佑京選手。このキャンプでは貪欲に打撃力向上に汗を流します。全体練習の前から早出のトレーニング、毎朝“城島塾”でバットを振り込みました。
球界を代表するバッター、柳田悠岐選手と近藤健介選手からもアドバイスを受けます。
バットを振る柳田悠岐選手「俺は手の力を抜こう、抜こう、とそしてバーン!」
周東佑京選手「それだけ?」
バットを構えた近藤健介選手「構えたところに(体が)戻ってくる」
周東佑京選手「すっごい難しい…」
◆サインボールをゲット!
週末恒例のファンサービス「サインボールの投げ入れ」も盛り上がりました。朝4時に出発して訪れたという熊本在住の家族に、早速チャンスがやってきます。
RKB櫻井浩二「さあ取れるでしょうか。あぁ惜しかった! ボール来たのに」
それでも・・・ビッグチャンス到来!
RKB櫻井浩二「来るかな? 来るか? 取れたか? 取りました! モイネロのボール取りました! やりましたね、お父さん」
「やりました!」
◆4番候補・山川選手がパワーを初披露
新加入では、今シーズンの4番候補・山川穂高選手が、バッティング練習で持ち前のパワーを初披露。練習が終わると、ファンからは拍手が送られます。さらに、実戦形式でも完璧なホームラン。今シーズンのホークスを担う存在になりそうです。
初日から育成選手20人が宮崎入りするなど、ベテランだけでなく若手のアピールが目立った今年のキャンプも終了。4年ぶりのV奪還へ、流した汗は嘘をつかないはずです。