映像ジャーナリストの伊藤詩織さんが自身の性暴力被害をテーマに監督したドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」を巡って、伊藤さんの過去の訴訟で代理人を務めた西広陽子弁護士や佃克彦弁護士らが20日午前、日本外国特派員協会で記者会見した。佃氏は映画について「ジャーナリストとして当然に守るべき取材源の秘匿が守られていない」と問題視した。
伊藤さんは過去に元TBS記者から性暴力を受けたとして提訴しており、映画は一連の動きを収めて米国など57カ国・地域で公開されている。1月23日には米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門に日本人監督の作品として初めてノミネートされた。
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動画の最後に会見で配られた「伊藤詩織 記者会見 声明」の全文を掲載しています。