僕がサングラスに強い興味を持ちだしたのは1980年代半ば頃のことでした。当時の僕に大きな影響を引き起こしていたのはシャロー・ゾーンでのジャーキングと言うアプローチでした。あの頃の僕に大きな影響を与えてくれていたのはバスプロ界でもジャーキングの世界で最も知名度の高かったジム・ビッターでした。彼の動かすミノーはまるで磁石のように周りのバスを惹きつけてくるのでした。当時の僕にとっては、ミノーに飛びついてくるバスは結果として考えていたので、ジャーキングと言うロッドの動かしをしていれば良いと思っていたくらいでした。でも、ジムのロッド・ワークを見ていると、単なる結果ではなく、その結果に結び付けるための誘いの修正を常にしていたのでした。つまり、本当に活性の低いバスに対してはリズムやスピード、そして動きの幅などを細かく修正していました。この魅力ある狙い方に惹かれた僕にとっては出来の良いサングラスは正に必要不可欠アイテムとなったのです。当時出来の良いと噂のあったサングラスはとりあえず買い込んできて試しました。そんなこともあって、僕の部屋にはいつのまにか20種類を超えるサングラスが常にあったくらいでした。気に入ったものがあるとそれを1ダースくらい買い込んできていました。
光学関係、つまりレンズとかフィルターに関して日本の技術は本当に世界のトップ・ランクにあると思います。日本での最先端技術を見たいと思っていた時に「宅配のめがねやさん」のことを知りました。是非お会いしたいと出かけていき、僕のサングラスに関する疑問をその日で全て解消していっていただきました。最高のレンズを知りたいということで大阪のTALEX本社にもお伺いさせていただきました。以来、僕がアメリカで出来の良いサングラスを探すことはなくなりました。
サングラスは目を保護するという意味でも絶対に釣り人に勧めるタックルの1つですが、ならば出来の良いサングラスをしていれば、釣果が伸ばせるだけではなく、バスとの出会いがもっと楽しく、興奮を感じたり、感動的なものになります。楽しんでくださいね！すばらしいバス釣りの世界を...