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00:00 OP
00:32 マインドフルネス
06:07 目標・目的・計画・行動・修正
12:25 本日の宿題
本日は「辛いんです、今から何をすべきですか?」というテーマで、今から本当に何をしたらいいんですか、よくわかんないですけど益田の動画にたどりつきました。じゃあどうしたらいいんですかという人に向けて話をしてみようかなと思います。
■マインドフルネス
これは僕なりのやり方ですけど、まず患者さんに勧めているのは「マインドフルネスを1回してみましょう」と。
これは突然言うんですよ。「じゃあ、今から目を閉じて呼吸しましょう」と突然言うんです。
あまり説明をせずに言います。
目を閉じて呼吸をしていてください。
まず5分やってみましょう。3分やりましょう。
診察の混み具合で言いますけど、始めてくださいといって、説明せずに無理やりやるんです。
ちょっと不安な状態で始めさせるんですね。
深呼吸してくださいと言ってゆっくりさせる。
目を閉じてゆっくりしてる間に色々なことがわかるんですよね。
3分、5分ができる人、できない人に分かれます。
やっていても落ち着かなくて苦しくてできませんでしたと。
診察室だからギリギリできてましたと。呼吸に集中するのができなかったです。
本当にただ苦しかったですという人はいます。
こういう人はまず休みなさいと言います。
とにかく今調子が悪いから休もうと。
休まらないですと言う場合は、休めるために鎮静のかかる薬が必要かもしれないです。
ベンゾなのか、抗精神病薬、統合失調症に使うような抗精神病薬かわからないですけど、抗ヒスタミン薬かわからないですけれど、ちょっと鎮静がかかる薬も入れて無理やり寝るとか休む必要があったりしますね。
休んでください。助けを求めてそれに従ってくださいと僕は言います。
今の状態では自分ではどうにもできないので、どうにかしたいんです教えてくださいって言ってもできないので、とにかくあなたは今調子悪いから、自分じゃ何もうまくいかないと思うので、この状態だと何をやっても失敗しますから、信頼できる人の言うことを聞いて、それに助けを求めて従いましょう、ということを言いますね。
どれだけ寝ていてもいいですよと言いますね。
あとは自己肯定感を高めましょうと言います。
これが5分できていないうちには治療が進まないので、とにかく自分を褒めてあげてください。
とにかく自分のことを大事にする、自己肯定感を高める、自分を愛する、周りの人を信頼する、というところから始めましょうということが言えます。
5分は何とかできましたという人はどこに行くかというと、マインドフルネスを続けながら学びですね、何かを学んでいく。精神医学を学んでいく、色々なことがあると思います。一般常識を学ぶ。
そういう学びの時間に、そして向き合う時間に充てるんですね。
例えば、マインドフルネスをしている中でやり方を教えてくれないからわからないんだとか、どうやったら良いのか1冊本を教えてくださいという人がいますね。よくいるんですよ。
僕は目を閉じて呼吸をしていればいいだけなんですよと言うんだけど、指示を出してそれだけでいいんだよと言っても、足りないんじゃないかとかダメなんじゃないか、正しいやり方があるんじゃないかと思っている人はいます。
これは依存性が高かったりします。
依存性だったり、正解があると思い込んでいる。
でも世の中には正解はないわけだし、正しいこと全てがあるわけじゃないので、それがなかなかわからない。
自分が向き合っていって自分の人生を生きるためには、そうじゃないところをリスクを負っていくということなんですけど、それを学ぶことが大事だったりします。
あとはよくあるのは、頭の中がぐちゃぐちゃしますとか、嫌なことをずっと考え続けてしまうんです、という人は、呼吸に戻ったりして気持ちを切り替える力が弱いですね。
切り替える力を身につけるために呼吸の練習をしましょう。
「考えすぎちゃいかんいかん、呼吸に戻るんだ」と。
またいろいろ考えたら「いかんいかん、呼吸に戻るんだ」みたいなことです。
音楽をかけてやっていいですかとかいう人は、楽をしようとしすぎています。
最初はそれでいいんですよ。音楽をつけてやってもいいんだけれども、大事なことはただ目を閉じて座って呼吸に集中する。
何か思い浮かんだとしても、また呼吸に戻っていく、この作業なんですよね。
これがなぜ、ただそれだけのことができないのか。
これに向き合い続けると、色々なものが見えてきます。
僕も診察の中でいろんな感想があるなと思って結構面白いし、色々な発見があるみたいですね。これはやっぱり基本だなと思います。
だからやっぱりお坊さんが一生かけて練習していく、座禅をトレーニングしていくことの意味というのはすごくよくわかりますね。
■目標・目的・計画・行動・修正
ただやっぱり精神科なので、お坊さんを育てるためのところではないので、10分、5分とかできるようになってきたら次に向かうと。
次は何かというと、目標や目的を定める。これに向かって計画を立てる。
行動して修正していく。
また目標・目的を変えてみる。ある程度やったら。
これをやってみるということですね。
苦しいからとにかくカウンセリングを開始したいとか、カウンセリングで色々なことを整理したいとか言うんですよ。吐き出してみたいんですという人が結構いますけど、それは何のため吐き出すのかが結構大事ですね。
何のために治療していくのかを要所要所で確認する。
それが決まっていないうちに始めてもうまくいかないし、心の探求はいつまでやっても終わりがないので、過去のことを掘り下げれば掘り下げるほど過去の話はどんどん出てきてしまうので、そうすると今の自分の人生を生きられないんですよね。
もちろんあなたの人生が「過去のことを探求するためにある」と思うのであれば、それでもいいのかもしれない。
多くの人にとってはそうじゃないと思うんですね。
楽になって、次のことをやりたい。
今の自分の問題を解決したい。
自分の人生を楽しみたい。
今ある目の前のことを解決していきたいとか、そう思っていると思います。
過去の探求だけに人生を費やすことは、多くの人にとっては本当の希望ではないと思います。
だからある程度目標を定めた上でカウンセリングを開始しなければいけないし、心の探求を始めなければいけないんですね。
だから、何のためにやるのか、ですよ。
例えば転職で失敗続きだとか、悪い人を見極められない、毎回暴力を振るう恋人を探してしまうとかだったら、そのために生い立ちから振り返って、どういう自分の過去と連携しているのかを知りたいとか。
どうやって乗り越えたらいいのかを知りたいとか。
目標目的を持ってカウンセリングをしていく必要があるので、これが大事。
それに基づいて治療計画も立てて行動を修正していくことが大事ですね。
僕は全ての人が精神科的な治療法をすべきだと全然思っていないんですよ。
心の探求に興味がある人は、それを追求していけばいいと思いますけど、興味があまりない人だったら、休んで次の目標や目的を決めてまたやっていけばいいと思います。
そういう時に、精神科医がメンテナンスをしてあげるというやり方もあります。
とにかくこの目標・目的を自分本位じゃなく、自己中心的ではなく、建設的な目標を一緒に考えて次に進むという段階に進む。
マインドフルがある程度できてきて、学びがある程度得られて、向き合いができたら自ずと目標目的はおぼろげながら見えてくるんですね。
もし見えてこなかったら、まだ休むことやマインドフルネスが足りないんですよね。
まずこれらをやってみてからやってみるということです。
その上で最後はこれを繰り返すんですよね。
ここに行ったら到達だとか、ここまで行ったら幸せになってもう人生はずっと安心のまま平穏なまま過ぎるということはないです。
僕らはずっと悩み続ける存在なんですよ。
落ち着いたなと思っても、また次の課題が出てきたり、次の問題とか次の困難に出会って、また悩んだり苦しんで、また安心したなと思ったらまた悩むわけですよね。
その過程で幸せを感じたり、新しい発見があったり、知的好奇心が満たされたり、使命感を感じたりとか、愛情を感じたり、いろいろな思いを抱くんですけども、繰り返して最後は死ぬということです。
2番に行ってまた1番に戻ったな、3番まで行ったけどまた1番に戻ったなということに、くじけずですね、そんなものだなと思って、また1に戻っていいんですよ。
そういうことをやるということなんですよね。
精神科の治療は、薬の力で脳を変える、薬で脳を変えて、不安や困難を乗り越えるという薬物療法だったり、カウンセリングや何かで人格の成長、自己成長、人間とか社会の本質を知ることで、カウンセリングの中で知ること、自分で発見すること、人間成長を伴って自分の力で不安への困難を乗り越えるというカウンセリングの治療。
そして外部の力の助けをもらう。
生活保護でもいいし、社会福祉でもいいし、何でもいいんですけど、助けてもらうことで今抱えている不安や困難を乗り越える方法、この3つをハイブリッドさせて治療が進んでいきますね。
1番だけで終わるわけではないし、2番だけで終わるわけではないですね。
もちろん3番だけで終わるものではないので、そういうことをわかりつつ今何をすべきかを考えていくのがいいと思います。
診断によってちょこちょこ変わりますし、このやり方はあくまで僕のやり方なので、自分なりのメソッドを考えてもいいと思いますが、守破離なので、まず最初は分かんない人とか、自分なりの治療法とか回復プランが思いつかない人は試してみてもらって、こういう感じで人生進んでいくんだなとか問題を解決していけばいいんだなとわかってきたら、これをアレンジして自分なりのやり方を身につけてもらえばいいんじゃないかなと思います。
■本日の宿題
マインドフルネスを突然やれと言われてやってみて、頭の中にどんなことが思い浮かびましたか?