常識にとらわれない。17世紀オランダの天才哲学者・スピノザが紡いだ思想は、感情と理性の両面から私たちの生き方に革命をもたらします。この動画では、スピノザの代表作『エチカ』にも触れつつ、実体論や汎神論、心と体の一体観、自由の本質など、彼が提唱する普遍的なメッセージをなるべく分かりやすく解説。スピノザは、理性と感情の調和や適切な観念を通じた内面の充実が、欲望に振り回されがちな現代人に真の自由と心の平穏をもたらすと説いています。歴史的背景や実践的な思索法、自己理解を深める具体的手法に触れながら、人生観を根底から見直すヒントを紹介。自らの内面を見つめ、不適切な観念を適切な観念に変えることでネガティブな感情を乗り越え、現実を深く理解する方法も具体例とともにお伝えします。さらに、社会や人間関係における共感・調和の重要性、そして理性による幸福追求の鍵にも迫ります。哲学になじみのない方でも気楽になじめる様な実践的な知識をかいつまんでいます。
目次
00:00 イントロ
00:50 人物紹介
03:23 何をすれば幸せになれるか
06:13 適切な観念
10:17 実体と自然
12:10 現実
16:14 心と体はコインの裏表
18:01 社会
19:26 スピノザの自由
23:11 感情と理解
26:42 理性と感情
30:59 観念と自由
34:50 人間関係
36:48 喜びの秘密
38:59 心のやすらぎと現実
42:16 アウトロ
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(正確であろうとはしているのですが。)
でも、もしかしたら誤解を誤解なさることで正解に
たどりついてしまうかもしれません。
よろしければ、ご笑覧ください。m(_ _ )m
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【関連書籍】
〇エチカ (スピノザ全集 第Ⅲ巻)
著:スピノザ 上野 修 (編集), 鈴木 泉 (編集)
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1677年、没後に友人たちが編纂した『遺稿集』で初めて公刊されたスピノザの主著。幾何学的証明の形式で定義と公理から諸定理の証明を展開する本著作は、至福の認識をめざす倫理学(エチカ)の書でありながら、その全体がひとつの哲学体系を提示する。翻訳においては、2010年にヴァチカン図書館の異端審問資料庫で発見された写本を可能な限り尊重した。(Amazon本紹介ページより)
〇エチカ―倫理学 (上)
著:スピノザ 畠中 尚志 (翻訳)
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スピノザは『エチカ』の中に自己の哲学思想のすべてを結集させた。典型的な汎神論と決定論のうえに立って万象を永遠の相のもとに眺め、人間の行動と感情を嘆かず笑わず嘲らず、ただひたすら理解しようと努めた。ドイツ観念論体系成立のうえに大きな役割を演じ、また唯物論的世界観のすぐれた先駆的思想でもある。(Amazon本紹介ページより)
〇エチカ―倫理学 (下)
著:スピノザ 畠中 尚志 (翻訳)
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上巻1~3部を前提にここでは本論である倫理学に入る。まず第4部では、感情と人間の外部への隷属との関係を追求し、感情の束縛から脱して他に隷属しない認識とは何かを明らかにする。さらに第5部では理性による感情の抑制が人間精神に何をもたらすかを論じ、最後に結論として、精神の自由、人間の至福の問題へと到達する。(Amazon本紹介ページより)
〇スピノザ考: 人間ならざる思考へ
著:上野修
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スピノザとともに、人間が消える。
モノとその真理だけが残る。
われわれを魅惑するとともに恐怖へと陥れるスピノザの思想。
その核心に迫るとともに、哲学者たちとの交差を描き出す。
全集の編者を務めるスピノザ研究の泰斗による集大成。(Amazon本紹介ページより)
はじめに
序章にかえて──亡びについて
Ⅰ
スピノザ哲学の核心へ
第1章
スピノザと真理
第2章
『エチカ』は定義で始まる
第3章
現実性と必然性
第4章
永遠の相のもとに
第5章
〈ある〉のすべて
第6章
二つの「あたかも」
第7章
自然権と自然の権利
Ⅱ
哲学史を通過するスピノザ
第8章
近現代哲学の虚軸スピノザ
第9章
現実性をめぐって──ライプニッツとスピノザ(1)
第10章
スピノザという崖っぷち──ライプニッツとスピノザ(2)
第11章
一九世紀フランス社会主義におけるスピノザの不在
第12章
シモーヌ・ヴェイユとスピノザ、酷薄の哲学のために
第13章
アンリとスピノザ、近さと遠さ
第14章
ラカンにおけるスピノザのプレゼンス
第15章
マルチチュードの転覆性について──ネグリとスピノザ
終章にかえて──人間ならざるものに向けて
あとがき
〇はじめてのスピノザ 自由へのエチカ
著:國分 功一郎
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私たちはまだ、「自由」を知らない――。
次々と覆される常識の先に、ありえたかもしれないもうひとつの世界が浮かび上がる。
気鋭の哲学者による、心揺さぶる倫理学(エチカ)入門。(◀帯コピー)
〇スピノザ――読む人の肖像
著:國分 功一郎
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哲学者とはいかなる人物なのか。何を、どのように、考えているのか。思考を極限まで厳密に突き詰めたがゆえに実践的であるという、驚くべき哲学プログラムを作り上げたスピノザ。本書は、難解とされるその全体像を徹底的に読み解くことで、かつてない哲学者像を描き出す。哲学の新たな地平への誘いがここに!(Amazon本紹介ページより)
〇スピノザの世界 神あるいは自然
上野 修
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神は制作者ではない。神にも人間にも自由な意志は存在しない。すべての事物を必然ととらえたスピノザ哲学の魅力!(◀帯コピー)
〇スピノザ
G.ドゥルーズ (著)
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大切なのは単なる理論でも実践でもない。概念の発明と情動の開放とを結びつけること。生の総体を自由な出会いと相互触発へと促してやまないスピノザからの力強い風。(「MARK」データベースより)
〇スピノザ よく生きるための哲学
著:フレデリック・ルノワール
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ゲーテ、ニーチェ、アインシュタイン---なぜ思想の巨人たちはスピノザ哲学に圧倒的に勇気づけられたのか
人間の、『エチカ』への道がここにある
「悲しみ」から「喜び」へ(◀帯コピー)
【関連動画】(当チャンネル)
【スピノザ哲学】自己満足でいい! わかりやすく解説【エチカ】
https://youtu.be/mupeOtqzKZA
【成田悠輔&スピノザ】 天才の共通点 【嫌われるのも自然現象】
https://youtu.be/gndTY4PWYOA
【はじめてのスピノザ:國分功一郎】わかりやすく解説されたエチカへの手引き講義本【おすすめ入門書で自由を知る】
https://youtu.be/zFqv8czaapw
【幸せに暮すには】スピノザと読む桃太郎【世界を理解すること:エチカ】
https://youtu.be/BkRRrGZyeag
【自由意志のない決定論的世界の幸福と自由】名著エチカの効用!わかりやすいスピノザ自身の解説【本文つまみ読み朗読】
https://youtu.be/153gc4MZlT4
【スピノザ:エチカ読むなら】ここからが読みやすい:國分さんおススメ:第4部序文全文【素人訳ポンコツ朗読】
https://youtu.be/Qld6C3wvpSE
【スピノザ&アリストテレス】その悩み、哲学者がすでに答えを出しています【お智慧拝借】
https://youtu.be/jt8DqXOD4Qg
【英語で読む聞く哲学名著】スピノザ自ら「エチカ」の効用をわかりやすく解説/他 in English【自然主義的決定論/ヘタな和訳つき】
https://youtu.be/t1DQYMy7AWg
スピノザと読む桃太郎【幸せに暮らすには】 shorts
https://youtube.com/shorts/m-IFCIoWNYw
【関連動画】(他チャンネルご紹介)
スピノザ『エチカ』の内容がたった2頁でわかりやすく要約された本を紹介
https://www.youtube.com/watch?v=LjozByyuSqA&t=49s
VM002 (1 of 2) 上野修インタビュー「スピノザ哲学の魅力」
https://www.youtube.com/watch?v=L-IUj8Ja7L4
スピノザ『当たり前のことに面白さを感じれる人生こそ、豊かな人生なんだよ』
https://www.youtube.com/watch?v=_z0ZwruMGLA
スピノザ エチカの哲学解説【神とは?宇宙とは?欲求とは?自由意志とは?についてスピノザが書いた本】
https://www.youtube.com/watch?v=M_r-tt_pllU&t=432s
#哲学 #スピノザ #自由意志