春日大社(奈良市)の20年に1度の本殿修理「式年造替」を祝う「檜皮・お砂奉納千人行列」が17日行われ、参加者らが社殿の屋根に葺枯れる檜皮と本殿周辺に敷かれる砂を一之鳥居から本殿前まで運んだ。 行列には約700人が参加。午前10時から県庁前で式典が行われた後、檜皮は輿(こし)4基に載せられ、砂は参加者らが袋に入った一握りを持って一之鳥居を出発。天平・大名行列や同県御杖村に伝わる「伊勢道中唄」を披露する行列も続き、約1・5キロ先の本殿前まで華やかに練り歩いた。行列は18日も行われる予定。