熊野本宮大社の例大祭。旧社地の大斎原(おおゆのはら)で営まれる斎庭神事では、男性が「大和舞」を、女性が「八咫烏舞」をそれぞれ4人ずつで披露しました。
例年であれば中学生の皆さんに舞って頂くのですが、令和三年は熊野本宮大社 氏子青年会の皆さんが中心になって舞をご奉納いただきました。
修験者による採燈大護摩も行われ、不動明王の智火で煩悩を焼きつくそうとする儀式です。護摩の煙を浴びることで福を招き、厄をはらいます。
世界遺産 の 熊野古道 で巡る熊野三山のひとつ「 熊野本宮大社 」で、毎年4月に開催される「 例大祭 」は3日間に渡るお祭りです。荘厳な雰囲気のなかで執り行われる数々の祭事は、熊野本宮大社の最重要行事です。
令和三年 熊野本宮大社 例大祭はコロナウイルス感染拡大防止の観点より
例年より規模を縮小、内容を変更して
日本はもちろん世界中の皆さまに元気や勇気を届けるため緩やかに執り行いました。
00:00 オープニング
01:10 大和舞
01:51 八咫烏舞
02:50 八撥(やさばき)神事
03:11 修験者による採燈大護摩
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【 世界遺産 熊野古道について】
熊野は、川や滝、巨岩に神が宿るとして崇める自然崇拝を起源とし、「よみがえりの地」として、人々の心を癒やす特別な地。和歌山県紀伊半島にある 熊野三山 を目指すこの道は道自体が ユネスコ世界遺産 に「 紀伊山地の霊場と参詣道 」として登録されていて、道中では樹齢800年を超す大樹などの自然はもちろん、江戸時代に敷かれた石畳などの史跡を見られる。
【熊野三山について】
紀伊山地の東南部に位置する「 熊野本宮大社 」、「 熊野速玉大社 」、「 熊野那智大社 」の3つの聖地をまとめていう場合の総称である。
【 熊野本宮大社 について】
主祭神としてスサノオノミコトが祀られており、全国3000社ある熊野神社の総本宮全国熊野神社。
当社のいたるところに見られる3本足のカラス。日本サッカー協会のシンボルとしても有名な、八咫烏(やたがらす)です。八咫烏は、日本書紀・古事記の「神武東征」という物語に登場します。
これは神武天皇が、宮崎県(日向)から奈良県(橿原)に都を移し、大和朝廷を開いて初代天皇に即位するまでを描いた物語です。神武天皇が熊野に到着された時、神の使者である八咫烏が奈良まで道案内をしたというエピソードから、熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されるようになりました。
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