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海界の村を歩く 瀬戸内海 岩城島(愛媛県)

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瀬戸内海のほぼ中央、広島県生口島の南に位置する。島内からは縄文土器が出土、妙見山などには巨石信仰の跡を残している。古くは藻塩を焼く製塩の姿が歌に詠まれ、歌枕の島として都人に名を知られた。平安末期からは石清水八幡領、室町時代には水銀の本拠地として名をなし、近世には松山藩主の参勤交代の島本陣が設けられ海上交通の要衝として繁栄してきた。中央にそびえる積善山には3000本を超える桜が植えられ、展望台からは360度の大自然パノラマが楽しめる。年間を通じて雨が少なく、冬場の気温も下がらないため、国内有数のレモンの産地としてしられる。太陽と潮風に育まれた島の柑橘類を宅配する「青いレモンの島友の会」制度で、島をPRしている。また、造船業も盛んで島の基幹産業となっている。明治22年から岩城村として村制を施行していたが、平成16年、弓削町・生名村・岩城村・魚島村の4町村が合併して上島町となった。令和3年度の完成を目指し、生名島とを結ぶ岩城橋の建設が進んでいる。(「シマダス」参照) 岩城島は周囲17.4kmで370mの積善山がそびえる島で、南麓の裾野に中心集落である岩城地区がある。入母屋造りの伝統的な民家が町並みを形成している一方で、かつて生産されていた葉タバコの乾燥蔵が複数残っており特徴となっている。 集落町並みWalker http://www.shurakumachinami.natsu.gs/hyoshi/index.htm DataBase 岩城島 http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/ehime_data/iwakijima/iwakijima_file.htm

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