『蜻蛉日記』
平安時代の女流日記。作者は藤原道綱母。
天暦8年(954年) - 天延2年(974年)の出来事が書かれており、成立は天延2年(974年)前後と推定される。上中下の三巻よりなる。
<巻の中>
安和二年(969年)~天禄二年(971年)
道綱母 34歳~36歳
兼家 41歳~43歳
道綱 15歳~17歳
00:04:35「安和の変」藤原氏による他氏排斥事件。密告により左大臣源高明失脚、太宰員外権帥に左遷される。
00:42:13「鷹を放つ」古文の教科書でおなじみの場面です。道綱くんが年より幼く描かれている気がするのは、母親にとって息子は何歳になっても可愛いからなのでしょうか。
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作者:藤原道綱母
承平6年(936年)? -
長徳元年5月2日(995年6月2日)
平安時代中期の歌人。藤原倫寧の娘。
本朝三美人の一人とされる。
藤原兼家との結婚生活を描いた『蜻蛉日記』は女流日記文学、そして『源氏物語』へと後世に大きな影響を与えた。
訳者:室生 犀星
1889年〈明治22年〉8月1日 -
1962年〈昭和37年〉3月26日