MENU

Fun & Interesting

和歌山で伝統の御燈祭り

産経ニュース 17,214 8 years ago
Video Not Working? Fix It Now

約1400年前から伝わるとされる奇祭「御燈祭り(おとうまつり)」が6日夜、和歌山県新宮市の熊野速玉大社の摂社・神倉神社で行われた。白装束姿で腰に荒縄を巻いた「上り子」と呼ばれる男性たちが赤々と燃えさかるたいまつを手に、538段の急峻な石段を駆け下りた。  熊野地方に春を告げる伝統の火祭りで、昨年、国の重要無形民俗文化財に指定された。たいまつの炎が山腹からふもとまで連なってみえることから、地元民謡で「山は火の滝 下り竜」とうたわれる。  午後8時ごろ、神倉山山頂にあるご神体「ゴトビキ岩」周辺に約2千人の上り子が集合。山門が開かれると雄たけびを上げながら一気に飛び出し、炎の帯がふもとまで標高差約100メートルを流れ落ちていった。

Comment