#自分疲れ、#頭木弘樹、#文学、
「自分にとって自分がしっくりこない」「自分でいることになじめない」という違和感を覚えたことはないだろうか? との「はじめに」から始まる文学紹介者である頭木弘樹さん著の『自分疲れ ココロとカラダのあいだ』(創元社)。
頭木さんは20歳の頃に難病 潰瘍性大腸炎を発症し、13年間闘病されたそうです。体をとても強く意識せざるを得なかった経験から、同書では「自分」とは心なのか体なのかや、それぞれの操縦法、それぞれを切り分けることができるのかや、行為としての「食」や「漏らす」ことを考察しています。
同書を元に、「自分疲れ」について考えました。モヤモヤが解消されない時の頼れるパートナーである文学についても考えました。
当チャンネルにご出演いただいたことがある文学研究者の横道誠さんと頭木弘樹さんは、11月に共著『当事者対決! 心と体でケンカする』(世界思想社)を刊行されるそうです。文学というものの本質や役割、そして横道文学の魅力など。
「あらゆる逸脱を文学は受け入れてくれる」という言葉に表れていた「あいだ」の思想とは…?
「自分」に疲れた時にもそんな状態がふと楽になるようなお話の数々です。書籍とあわせてどうぞお楽しみください!
◆頭木弘樹さん著『自分疲れ ココロとカラダのあいだ』(創元社)
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◆頭木弘樹さん、横道誠さん著『当事者対決! 心と体でケンカする』(世界思想社)
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◆代麻理子編『9月1日の君へ』(教育評論社)
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