ドイツ連邦海軍のフリゲート艦ヘッセンの飲料システムに何者かが廃油を混入させようとしていた事が判明しました。最近、ドイツ海軍の艦艇に対する破壊工作が相次いでおり、直近で3件目です。
ドイツメディアの報道によれば、ヴィルヘルムスハーフェンの海軍工廠にメンテナンスのために停泊していたザクセン級フリゲート艦ヘッセン(Hessen, F221)。メンテナンス中に飲料水システムを洗浄する際、数十リットルの使用済み油が明らかに意図的に飲料水システムに流し込まれるよう仕組まれていることが発見されました。幸い、システム内部に混入する前に発見されたため、今のところ船の汚染はないとされます。もし、内部まで汚染が発生した場合、船上の乗組員の生活に必要なシステム全体を洗浄する必要があり、これには膨大な時間と労力を要することになり、ヘッセンはしばらく任務不可能な状態に陥るところでした。現地警察は海軍艦艇に関わる事件としてドイツ連邦軍と共同で捜査。連邦軍事防諜局(BAMAD)も捜査に関与しているといいます。
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