参考文献
跡部信『文禄・慶長の役における秀吉の目標と対外認識』
（日本史研究会『日本史研究』726号 2023）
中野等『文禄・慶長の役 (戦争の日本史16) 』
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朝鮮出兵は、天下統一を果たした豊臣秀吉が海外にも領土を求めて起こした戦争とされますが、秀吉は九州征伐の頃から、朝鮮や明も服属させることを狙っていました。
朝廷の権威を背景とする豊臣政権は、構造上、国内、国外の隔たりなく周辺国を従える必要があり、国外については領土は求めず形式的に服属させることを目指しています。
戦争が始まってもその姿勢は変わらず、秀吉は一明 朝鮮を形式的にでも服属させることを目指しましたが、朝鮮だけは頑なに応じず、二度の出兵に至りました。
今回は、領土の野心はなく、ただ朝鮮の王子の来日だけを執拗に求め続けた、朝鮮出兵の実態について外交面を中心に紹介します！
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1:24 豊臣政権に国内、国外の線引はなし 朝鮮出兵が起きた原因
6:00 甚大な被害の前に外見の取り繕いに終始する 文禄の役の実態
12:54 朝鮮の形上の服属のためになりふり構わなくなるも目的は果たせず 慶長の役の実態
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