古事記は日本国内向けに、日本書紀は外国向けに書かれました。
経津主大神(フツヌシノオオカミ)は日本書紀に登場し、
「出雲の国譲り」のお話で活躍する神様の1柱ですね。
度重なる葦原中国(あしはらのなかつくに=地上界)の平定失敗に
高天原(たかまがはら=天上界)の神々は、
経津主大神(フツヌシノオオカミ)こそふさわしいと言いました。
そこへ武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ・鹿島神宮の御祭神)も
名乗り出て、2神は共に出雲に派遣されることとなりました。
出雲国の稲佐小汀(いなさのおはま)に着いたフツヌシ、タケミカヅチが
十握剣(とつかのつるぎ)を抜き逆さに突き立て武威を示すと、
大国主神(オオクニヌシノカミ)は
天照大神(アマテラスオオミカミ)の命令に従い
葦原中国を譲りました。
2神はオオクニヌシから平国広矛(くにむけのひろほこ)を受け取り
日本の国を平定して、天照大神の元へ復命されました。
これが日本書紀の「出雲の国譲り」のお話。
香取の経津主神、鹿島の武甕槌の2神は
セットで覚えると、また楽しいですね。
要石や鹿園、境内から離れたところに鳥居があるなど
神宮の作りも似ています!
旅をしながら日本を学ぶ。
日本を学びながら旅をする。
よろしくお願いします。
動画vol.69
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