「江戸のメディア王」蔦屋重三郎を中心とする
今年のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」では、
蔦重が見出した喜多川歌麿や東洲斎写楽といった、
浮世絵師といえばまず名前があがる有名絵師のみならず、
北尾重政、勝川春章、礒田湖龍斎など、
今日ではあまり知られていない絵師たちも登場します。
大河ドラマの進行にできる限り合わせて、
月1度で浮世絵の歴史を辿る連続講義をスタートします。
浮世絵の歴史を踏まえることで、
蔦重の発想や各絵師たちの活躍が、いかに斬新で画期的であったのかを、
より一層、理解することを目指します。
第2回は、錦絵の誕生を、その創始者とされる鈴木春信の画業とともに、みていきます。
錦絵誕生の背景にあった、趣味人たちの絵暦交換会、
ドラマ「べらぼう」でもたびたびその名が言及される浮世絵師、春信の絵の特徴と後世に与えた影響など、
蔦重が築いた浮世絵黄金期、前夜の状況を確認します。
過去の関連講義
浮世絵の歴史①浮世絵の登場と悪所ー岩佐又兵衛〜菱川師宣ー【春木晶子の日本美術史講義】
https://youtube.com/live/5iJpu1NrO1E
【春木晶子の日本美術史講義】浮世絵とは何か(前編)洛中洛外図から写楽・歌麿まで(第一部・無料) https://www.youtube.com/live/D3EeNEHSzrU?si=LBOJbkYcnui9cbpb
【春木晶子の日本美術史講義】浮世絵とは何か(後編)葛飾北斎から新版画まで(第一部・無料) https://www.youtube.com/live/p858EL5cMds?si=wB-5kgsyxxpNFHAP
洛中洛外図屏風とは何か【春木晶子の日本美術史講義】
https://www.youtube.com/live/_wlUNqZVNFc?si=G2D-UyBOLa_k3Gcb