出羽三山奉納ドキュメンタリー『じねん』瀬織津姫に捧げる
Story
『私はアナタ、アナタは私』閉ざされた聖地『濁沢』におわす美しい瀬織津姫。歴史から消された禁断の瀬織津姫は出羽三山の山伏達の一族が300年間聖地『濁沢』にて守り隠していた。伝説によると封印から1300年に解放されると言う瀬織津姫が封印後に初めて会ったMICO MAI(芸術家)を奉納者に選んだ。瀬織津姫を守ってきた最年長山伏星野先達に導かれMICO MAIと仲間達は獣道を登り聖地にて聖水を汲み、その聖水を元に一対の瀬織津姫の姿絵を完成させた。出羽三山神社にて奉納作品”じねん〜火と水の瀬織津姫〜”の姿絵を舞と共に奉納した。
『感じるままに生きる』という新しい生き方が始まり、それこそが人の生き方であり、瀬織津姫が人に伝えたい愛なのではないでしょうか?
『私はアナタ、アナタは私』
瀬織津姫とは?
封印された水神、祓神、瀧神、川神と言われています。天照大神と一対の神(正妻)とも言われ、天照大神の荒御魂とされる事もあるとされています。記述が残されていない神の為、謎の多い神とされています。
本編の出羽三山では300年間山伏の一族が守り隠してきた聖地『濁沢』に祀られています。出羽三山では瀬織津姫は二面性があるとされ、仏教では不動明王(火)と神道では水の神とされています。
出羽三山とは?
約1400年前、崇峻天皇の御子の蜂子皇子が開山したと言われており、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1500m)の総称です。古より信仰をあつめてきた出羽三山。羽黒山(現在)、月山(過去)、湯殿山(未来)の三山を巡めぐることは、死と再生を辿たどる「生まれかわりの旅」といわれてきました。修験道を中心とした山岳信仰の場として多くの修験者、参拝者を受け入れています。
濁沢とは?
300年以上前から最年長山伏先 星野先達の一族が守り隠してきた国有地であり先達しか案内する事が出来ない聖地『濁沢』。
山伏とは?
神と人を繋ぐ者とされています。
黄金瞑想とは?
瞑想家MASAYOが20年以上行っている『自分自身を知る為のトレーニング』です。自分自身を知ることで本来あるべき直感力、集中力、想像力などが研ぎ澄まされ、自身の人生計画図がクリアビジョンで見える為、これから何を行ったら良いか否かがわかる。今回の奉納ではMICO MAIは瀬織津姫の意志を聞く為に毎日行った。
MICO MAIとは?
鬼道アーティストMICO MAI。
プロフィール:1988年福岡生まれ。世界の芸術教育を牽引するロンドンCSMの教授をもってして「あなたは自由にやりなさい」と放たれ、学位を得た天才肌。無意識下において、ただ降りてきたものを躊躇なく表現するプリミティブ・アーティスト。製作中は意識が希薄となることもあり、自らの作品を超自然的な産物と捉え、完成後に作品のストーリーを創作していくなど、CSM卒業生ながらアウトサイダーとの境目は曖昧である。原始宗教「鬼道」の超自然観を現代へ甦らせ、超越的存在へのアクセスによって生み出される独特のトークやパフォーマンスは、聴衆をある種の境地へと誘う。こうした原点回帰の動きは現代、ファンションや建築を含め、多くの層に支持されつつあり、世界的な大きな流れとなっている。MICO MAIはその中心で旋風を巻き起こすことが期待される新進気鋭のアーティストである。近年は母MASAYOの影響により著名寺院で舞や作品を奉納している。
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