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【収益広告なし】宇多丸 松本人志映画 全作品批評

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大日本人0:00 しんぼる4:14 さや侍35:54 R1001:05:27 宇多丸ブログー大日本人ー https://starplayers.jp/rhymester-blog/2007/06/06/%e3%81%84%e3%81%be%e3%80%8e%e5%a4%a7%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%80%8f%e3%82%92%e3%82%8f%e3%81%96%e3%82%8f%e3%81%96%e5%8a%87%e5%a0%b4%e3%81%ab%e8%a6%b3%e3%81%ab%e8%a1%8c%e3%81%8f%e4%ba%ba%e3%81%a3/ ほださ‐れる[絆される] 束縛される。特に、人情にひかれて心や行動の自由が縛られる。 【映画秘宝】 2007年読者が選ぶワースト 1位「大日本人」(笑) 2位「ミッドナイトイーグル」 3位「俺は君のためにこそ死にに行く」 4位「どろろ」 4位「蟲師」 2009年読者が選ぶワースト 1位「しんぼる」(笑) 2位「ドラゴンボール・エボリューション」 3位「ルーキーズ」 4位「笑う警官」 5位「レインフォール雨の牙」 2011年読者が選ぶワースト 1位「スーパー8」 2位「さや侍」(笑) 3位「ツリー・オブ・ライフ」 4位「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」 5位「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」 2013年読者が選ぶワースト 1位「ワールド・ウォーZ」 2位「マン・オブ・スティール」 3位「ダイ・ハード ラスト・ディ」 4位「R100」(笑) 5位「キャリー」 R100への主なコメント ■引き出しの少ない作り手が 観念だけでアヴァンギャルドをやるとこうなる、という悪い見本みたい。 内容以前に、背伸びして必死に自分を大きく見せようとする 虚勢が露呈している点が何より問題。 ■テーマが陳腐でつまらないだけでなく、逃げを打っているところが最悪。 本気で撮りたいものが見つかるまで休んだ方がいいと思う。 ■誰も観たことが無い映画、既成の映画を壊すという概念で映画を作ろうとする その発想を捨てろ。 ■松本はイエスマンたち以外と仕事をすべき。 【キネマ旬報】(1つ星が最低、4つ星が最高) 『大日本人』 12億 ・内海陽子   ★★★☆ 元に戻る間、鬱になるというマネージャー(UA)の説明にペーソスがある。乱暴なようでいて節度ある展開に、好感を覚える。 ・北小路隆志 ★★★☆ かなり面白いと思いました。映画にした意味も理解できるし、私は監督バンザイよりこちらを評価します。 あえて言うなら、ラストが残念というか、これはこれで良いのでしょうが、まさに救世主に助けを求めての終わりというか。 ・渡辺祥子   ★★★☆ 作家性を持ち、笑える作品となった。北野監督ほど暗くなく洗練もされてないが、知的な打算がよく似ている。 『しんぼる』 4.7億 ・品田雄吉  ★ 海外ロケをしたり、CGを沢山使ったりして、意表をついた画面を沢山見せてくれるのだが、 それらの連続や組み合わせから何かの意味を受け取ろうとすると、それはどうやら無駄らしいことを知らされる。 ・谷岡雅樹  ★★ 古典を無視するのと無知とは違う。三池崇史は小津と聞いて魔法使いしか思い浮かばなかったが無知ではない。 北野武は無知でも畏怖がある。松本人志はどうか。ワンアイデアで押し通す学生の映画で、 それをメジャーに掛けられる環境には驚かされるものの、無駄に見える修業期間という「溜め」不足は こちらの浪漫も殺ぐ。馬の耳か。 ・土屋好生  ★ カフカ的空間といおうか不条理劇そのままの設定でいささか気恥ずかしい。 ブラックコメディーの線を狙ったのだろうが、残念ながら素直に笑えないところに時代とのズレを感じる。 独自の世界を作り出そうとはしているものの、すべては独断と偏見。 ・原田雅昭  ★ “分かる奴だけついて来い”という、観客を恣意的に選別する松本流の姿勢は今回も変わらない。 映画の場合、それは決して否定するものではないが、しかし、この作品を“分かる”人間が 存在するかどうかは別問題。屁理屈をこね回せばいくらでも言いようがあるが、それも虚しい。 『さや侍』 7億 ・石村可奈 ★★★(一見の価値はあり) 「映画を壊す」なんて物騒な発言もあったが、映画館で映画を観る時間の特別さ=非日常性を松本監督は把握してる。竹原ピストルの起用も面白い。 ・吉田広明 ★★★★(オススメ!) 何かが終わった後の弛緩した時間をギャグで埋めるという基本構成は「大日本人」と似ているが、今回は時代劇というリアルとは少し距離を置いた世界で、 しかも終局へ向かって流れる時間が仮構されるだけに普通の映画として成立した感がある。 『R100』 2億 【宇多丸のシネマランキング2011】 40 あしたのジョー 41 ステキな金縛り 42 スマグラーおまえの未来を運べ 43 映画スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪ 44 手塚治虫のブッダー赤い砂漠よ!美しくー  45 アジャストメント 46 さや侍(笑) 47 ツーリスト 48 ワラライフ!! 49 映画怪物くん 50 セカンドバージン 宇多丸「さや侍はもっと下でもいいくらい。何でこんなの擁護する人いるのかって感じ」 【松本大洋との対談】 《大洋》 ぼく、『R100』を観たときに、行き着いた!と思って。 《人志》 じつは、行き着いたんです。 《大洋》 かっこよくて。こうやって、一 回、やり切った感じのものができたら、次がたいへんだろうなあと思いました。 《人志》 行き着いたわりに、世間に評価されてないですから、余計に困りますよね。評価されてたらいいですけどね。 本人は意外と行き着いちゃってるんで。......そうなんですよね。ですから、前作からこれだけ時間が空いたんです。 ぼくは5本は撮りたいのです。いったことはやりたいので。いつか型にははめてやろうと思っているんです。 型にはめるというのがどういうことかはわかってないんですけど(笑)。うん。 ただこれは吉本サンがね、派手に宣伝をやりすぎるんだよ!そんなものじゃない、と前々から言ってるんですけどね。 「どっかの単館でやってたよ~」 というヤツを一本撮りたいなと思っています。 《大洋》 松本さんが撮った、ってなっちゃうんですね。それを抜いて観ることがムズカシい。 《人志》 抜けないですよね。「オチは?」 っていわれちゃうんですよね。「映画だから」といってもね。納得されないんですよ。 【松本人志語録】 「スピルバーグはオレに聞きに来い」 「ダークナイトは1ミリも面白くない」 「マグノリアがわかるという奴は頭が悪い奴」 「タランティーノはただのアホ」 「マトリックスのストーリーがよくわからない」 「JSAのストーリーがよくわからない」 「話がよくわからない映画を作るな」 「テリー・ギリアムは映画を作るな」 「グランプリのダルデンヌ兄弟ってこんなもん?自信がついた」 「アカデミー賞は辞退する」 「ティム・バートンは学生時代イケてた奴に違いない」 「CUBEはオレでも作れる」 「パッチギを面白くないとは言わせない」 「フラガールのしずちゃんは良かった」 「オレが認めるような面白い作品はめったにないという結論が出た」 「大日本人は自己採点で10点。謙遜して9点にする」 「オレはゴッホ。死後評価される」

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