カナヘビに限らず、爬虫類の屋内飼育で最も飼育者が注意しなければならないのはクル病の発症です。
その多くは紫外線不足によるためと言われております。
UVBライトを設置していれば問題ないという風潮がありますが、やはり太陽光が発する紫外線には足元にも及びません。
今回、我が家でもとうとうクル病と思わしき症状が1匹から確認されました。
※飼育歴2年2ヶ月の野生個体。お迎え時にすでにアダルトサイズだったので、最低3歳以上。
その原因は自切したことにより、尻尾の再生をするためのカルシウム不足であると推測しております。
一度発症すると回復は困難と言われておりますが、幸い症状は軽度であるため、少しずつ元気を取り戻してくれればと思います。
【クル病の症状レベル】※あくまで目安
・手足の硬直、痙攣
・骨の湾曲、歩行困難
・口を開ける(顎の骨の軟化)
・よく眼を瞑る
・自ら餌を食べられなくなる
・日中も突っ伏していることが多くなる
(↓に行くほど重症)
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