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「オペランドミクロ解析による高効率ペロブスカイト太陽電池の電荷状態の解明と素子性能の制御・向上」 筑波大学 数理物質系 物質工学域 准教授 丸本 一弘

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「筑波大学 新技術説明会」(2020年10月8日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/tsukuba/2020_tsukuba.html

【新技術の概要】
光誘起電子スピン共鳴分光を用いたオペランドミクロ解析により、高効率ペロブスカイト太陽電池の電荷状態を分子・原子レベルの微視的な観点から解明する。その解析に基づいて素子構造の最適化を進め、素子性能の制御を行い、更なる高効率化・長寿命化を目指す。この成果を基に会社との新規な共同研究を進め、ペロブスカイト太陽電池の事業製品化に貢献する。

【従来技術・競合技術との比較】
疑似太陽光照射下で光誘起電子スピン共鳴分光測定を行い、素子動作時の電荷状態等の内部状態を微視的な観点で調べる。そして高効率化・長寿命化を妨げている内部状態を微視的な観点から解明し、その改善指針を明らかにする。その改善指針を踏まえ、素子構造の最適化を進める。これらの技術は従来技術や競合技術では不可能な技術である。

【新技術の特徴】
・光誘起電子スピン共鳴分光法を用いたオペランドミクロ解析
・高効率ペロブスカイト太陽電池の電荷状態を分子・原子レベルの微視的な観点から解明
・素子構造の最適化を進め、素子性能の制御を行い、素子特性の高効率化・長寿命化

【想定される用途】
・従来の太陽電池で設置不可能であった、壁への垂直設置やビニールハウス等の軽量屋根上への設置を可能
・再生可能エネルギーの新しい供給源
・窓発電、ブラインド発電、車装発電などによる、あらゆる場所でのその場発電による省エネルギー

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