初出・・・『週刊朝日増刊号』1954年(昭和29年)4月
除村久良馬は、悪政をさせる悪い側近の一人を斬り、同志たちと屋敷に立てこもってしまう。その親友でもあり妹の許婚でもある脇屋代二郎の取った行動とは・・・。
【主な登場人物】
脇屋代二郎・・・家は老臣格で、寄合肝煎役を勤める。
除村(よけむら)久良馬・・・番頭役。「練志館」師範。代二郎の親友。
桃世・・・久良馬の妹で、代二郎の許婚者。
いつき・・・久良馬の妻。
市松・・・久良馬の子。
右京亮康貞・・・松平出羽家より養子に入り国許の藩政を任される。
小森鋎蔵・・・右京亮康貞の側用人。久良馬に斬られる。
井関藤也・・・右京亮康貞の側用人。
落合庄次郎・・・右京亮康貞の執奏。
久保貞造・板土友次郎・丸茂源吾・・・「練志館」の門人。
茂登女・・・代二郎の母。
小泉専之丞・・・脇屋家の家扶。
石見守康富・・・藩主。
【もくじ】
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山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。
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