「さよならなんて云えないよ」のスローアレンジ・セルフカバー(1997年シングル「ある光」収録)
青い空が輝く 太陽と海のあいだ
「オッケーよ」なんて
強がりばかりの君を見ているよ
サクソフォーンの
響く教会通りの坂降りながら
美しさ oh baby
ポケットの中で魔法をかけて
心から oh baby
優しさだけが溢れてくるね
くだらないことばかりを喋りたい
嫌になるほど続く
教会通りの坂降りながら
日なたで眠る猫が
背中丸めて並ぶよ
「オッケーよ」なんて
強がりばかりを僕も言いながら
本当は思ってる
心にいつか安らぐ時は
来るか?と
美しさ oh baby
ポケットの中で
魔法をかけて
心から oh baby
優しさだけが溢れてくるね
くだらないことばかりを
喋りあい
嫌になるほど
誰かを知ることは
もう二度と無い気
がしてる
左へカーブを曲がると
光る海が見えてくる
僕は思う
この瞬間は続くと
いつまでも
南風を待ってる
旅立つ日を
ずっと待ってる
「オッケーよ」なんて
強がりばかりを
みんな言いながら
本当は分かってる
二度とと戻らない
美しい日にいると
そして静かに心は
離れてゆくと
美しさ oh baby
ポケットの中で
魔法をかけて
心から oh baby
優しさだけが
溢れてくるね
くだらないことばかり
を喋りたい
町を出て行く君に
追いつくようにと
強く手を振りながら
いつの日か oh baby
長い時間の記憶は消えて
優しさを oh baby
僕らはただ
抱きしめるのか?と
高い山まであっというま
吹き上がる
北風の中
僕は何度も何度も
考えてみる
作詞:小沢健二
作曲:小沢健二
ピアノ:渋谷毅