別海アイスマラソン2025。北海道・別海町の厳冬期に開催されるこの大会は、凍った海の上を舞台に行われる、極めて特殊な環境下でのマラソンです。氷の状態は年によって大きく異なり、今回は特に難易度の高いコンディション。足元は滑りやすく、氷の表面には雪や水が混在し、走るどころか「歩くことが精一杯」という場面が続きました。一般的なマラソンとはまったく異なる性質を持ち、自然と向き合いながら一歩ずつ前に進む、持久力と精神力が問われる大会です。レースを通じて、別海の自然の厳しさと美しさ、そして地域の方々による温かいサポートを肌で感じることができました。マラソンの枠を超えた、唯一無二の体験となりました。
※尚、編集作業の都合でアップの順番が他大会と前後しております。
ご了承くださいませ。
【大会名】
別海アイスマラソン
【開催日程】
2025年2月9日(日)
【会場】
尾岱沼ふれあいキャンプ場より北へ約1.5km
【参加定員】
100名
【種目】
42km 個人•リレー → 32kmに変更
16km 個人•リレー
4.2km個人
※別海アイスマラソンの大会大会概要より引用
https://icemarathon.jp/#race-info
上原農場
https://ueharafarm1915.co.jp
【参考文献】
第一次伊能忠敬測量隊最東端測量の地 別海町
https://betsukai.jp/kyoiku/culture/bunkazai/rekishi_isan/rekishi_inou/
「ホタテの目」はどこにある?数や構造をわかりやすく解説 マカロニ
https://macaro-ni.jp/103552
【補足解説 なぜ、海の上を走れるのか?】
野付湾が凍る最大の理由は、その地形と波の穏やかさにあります。野付半島は全長26キロメートルにおよぶ日本最大の砂嘴(さし)で、沿岸流によって運ばれた砂が静かな水域に堆積してできた、嘴(くちばし)のような形をしています。この独特の地形により、半島と陸地に囲まれた野付湾は、外海と切り離されたような内海となっています。
外海と比べて波が立ちにくく、静かな水面が広がるこの内海では、冬の冷たい外気にさらされることで湖のように凍結するのです。また、この地域は気候が厳しく非常に寒冷であるため、湾の全面がしっかりと凍ります。
さらに野付湾は水深が浅く、平均で約2メートル、岸に近い場所では数十センチほどしかありません。そのため、氷は50センチ以上の厚さにまで成長し、簡単に割れることはありません。実際、冬の時期にはスノーモービルがこの氷の上を走り回るほどの安定性があります。
【参考文献】
「氷平線」に行きたい!冬の北海道オンリーワンな絶景が、そこにある 北海道らぼ
https://hokkaido-labo.com/area/doutou/ice-horizon