今回は義母からトレイが開かなくなったSONYのDVDプレーヤーを直してほしいという依頼でした。
確認してみると、取り出しボタンを押してもガシャッと音がしてトレイが出てこようとしません。DVDプレーヤーは個人的に難易度が高いと思いましたが、興味もあったので分解させてもらう事にしました。
中を見てみると基盤が見えてきましたがこれといって問題のありそうな箇所は見えませんでした。動画の中で確認していただければわかりますが、取り出しボタンを押すと、白い部品がスライドしようとして中途半端に止まります。これを指でちょっと押してあげるとスライドが奥までスライドすることができて、そのままトレイも開いてくれました。
一応これが、トレイが開くために重要な機能なのだと思いました。しかしこれがなんで中途半端なところで止まってしまうのかがわかりませんでした。
中をよく覗いて見てみますが、完全には見えないしいろんなギアが組み合わさっていますが、どれが原因なのか突き詰めるまで1時間以上DVDプレーヤーを眺めていました。
そしてついに真相にたどり着きました。違和感を感じたのは、モーターの回る音はなっているのに、ギアが途中で止まっていることです、これも動画の中で確認するとわかりますが、ギアに動力を伝える前にまずモーターはプーリーに動力を伝えるところから始まる構造でした。トレイが開ききる前に止めると、2つのプーリーを確認できます。そのプーリーを見てみると、モータに直で繋がっているプーリーは回転していますが、ゴムベルトを通じて動力を伝えているプーリーは全く回転していませんでした。
ゴムベルトを外して見てみるとボロボロになっていましたね。これが原因です
次はこの原因をどう解決するかです。本来ならばメーカーに注文して専用のゴムベルトを用意しないと直らないようです。2つのプーリーの間隔と丁度いい長さのゴムなんてなかなか見つけられないと思います。しかし私はめんどくさがりなのでその場で解決したかったのです。
私が考えた作戦は、劣化したゴムベルトはそのまま使い、モータ側のプーリーに輪ゴムを1〜2回巻くことです。こうする事によってプーリーの外周も大きくなってゴムベルトの張りも強くなってしかも、ゴムの摩擦力でゴムベルトとの噛み合わせも強くなるのではないかという発想でした。
実際に試してみると。なんと、思い通りに作動してくれました。トレイが問題なく開きました。思いつきで考えた作戦ですが、見事うまくいきましたね。
デスクトップ型のDVDーROMも同じ構造になっていたのでこの先DVDプレーヤーの不具合があっても多少は対応できそうですね。
変えのゴムベルトが必要ないので費用は全くかかっていないので修理方法としてはお勧めできると思います。
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