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他のバッタとライフサイクル反転!?成虫で冬を越す珍しいバッタ【クビキリギス】

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クビキリギス 和名:クビキリギス 学名:Euconocephalus thunbergii 分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>直翅目>キリギリス科 分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄 大きさ:50-57mm 時期:3-7、9-11月 食料:植物、昆虫 越冬態:成虫 生息:草上、樹上 クビキリギス 首切螽 学名:Euconocephalus thunbergi バッタ目キリギリス科の昆虫。クビキリギリスともいう。 北海道(但し南端のみ。植物等荷物について移入したものと思われる。)関東地方以西の本州、四国、九州、南西諸島。 成虫の体長は55~65mm。体色は緑色と褐色の個体が見られる。時に赤色のものがいて「赤いバッタ(キリギリス)」として話題になることがある。 体色の差は終齢幼虫時代に過ごした環境の湿度によって決まる。豊富な植物群中で過ごすと緑色で羽化し、そうでない環境で育つと褐色の成虫になる。 体長そのものはキリギリスやヤブキリを凌ぐが、体高が低く体型は全体に細長く鋭角的である。ショウリョウバッタ等に似て頭部は著しく前傾し頂部は尖る。 メスの産卵管は剣状で羽の間に隠れてしまい一見では雌雄の区別が困難。発音器の有無やメスの方が僅かに大きいことや前胸の白線の有無で区別できる。 褐色型は胸の白線が不明瞭となるため注意が必要である。大顎は強大に発達する。口の周囲が赤いことから俗称「血吸いバッタ」と呼ばれることもある。 よくカヤキリやクサキリなどと間違われることがあるが、体長が小型なこと、頭部が黄色味を帯びないことで区別できる。 林に隣接する草原等でイネ科の草本の茂みに生息する。夜行性。本来の生息環境で目視されることは稀で、人目に触れるのはだいたい灯火に飛来した個体である。 春〜初夏に草本や樹上、水田の土手など色々な場所で鳴く。鳴き声は日本語圏では「ジーーー」ないし「ヴィーーー」と電気の変圧器のように聞こえる。 声の似るケラとしばしば聞き間違えられるがケラが地中、地表で鳴いているのに対し、草上や樹上で鳴いている。初夏になり気温が上がると朝に鳴くこともある。 植物食傾向の強い雑食で昆虫類、イネ科植物の穂や若芽等を食べる。顎の力が強く、噛みつかれた状態で引っ張ると頭部が抜けることが和名の由来になっている。 引っ張ると比較的首が抜けやすいのは、首の関節が意外と細く、頭頂部寄りにあり、まっすぐ引っ張られると折れてもぎれる形になるからである。 このように顎の力が強いため、ササキリ類やツユムシなどでは文字通り歯が立たない大きく固い穂、種子も食べることができる。 7月中旬から下旬にかけ孵化した幼虫は9月下旬から10月頃に成虫となりそのまま越冬に入る。翌春から初夏にかけて交尾や産卵などの活動を本格的におこなう。 産卵は草本の葉と茎の節目、裏側などに規則正しく並べておこなわれる。メスは単為生殖の能力があり、オスと交尾しなくても産卵して子孫を残すことができる。 天敵はカマキリ類、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、サシガメ類、ムシヒキアブ類、大型スズメバチ類、クロアナバチ、徘徊性クモ類、造網性クモ類。 クビキリギスの動画 かわいいバッタと目が合った…キリギリスの仲間 https://youtu.be/c0_a6HUTOao このバッタの怖すぎる名前の由来 https://youtu.be/xE5G6fERxTs 褐色型のキリギリスが街路樹に潜んでた https://youtu.be/jBxDiVHijx8 こちらを見ながら警戒中 https://youtu.be/fMPdQ8GKF5k 口が真っ赤なバッタは態勢を低くして隠れたつもり https://youtu.be/iDcVI17qa9s 睨みつけるするどい眼光!危険を感じると逃げずにじっととどまるバッタ https://youtu.be/pd4id3OIVow 人工的な騒音じゃなかった…まさかのバッタの鳴き声 https://youtu.be/wqVezfzaHUM 秋じゃないのに大合唱! https://youtu.be/8PJrEBOTyOw 5月の今が旬!?春に夜な夜な鳴き続けるキリギリス https://youtu.be/eF0yMceI2gI 12月に発見のバッタ、実はこのまま冬を越す!? https://youtu.be/kYYmffrQSH0 ◆撮影時期の定義 上旬:1日~10日 中旬:11日~20日 下旬:21日~月末 身近であえる昆虫写真集 https://amzn.asia/d/iovvVJz #昆虫 #虫 #生き物 埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。 地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや 知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。 基本的に採集は行っていません。 ほぼ触れる事もなく、生き物のありのままの状態を撮影しています。

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