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兵庫県議会は再度、斎藤元彦知事に不信任案を出して、解散を促すのが筋。増山誠県議らの新会派「躍動の会」結成の報を聞いて、そう思いました。

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兵庫県議会の増山誠県議、岸口実県議、白井孝明県議の3人が10日、新会派「躍動の会」の結成届を議会事務局に提出しました。幹事長は増山氏、政務調査会長は白井氏が就きます。  3人は昨年、未公開の情報や真偽が分からない情報をNHKから国民を守る党の立花孝志党首に提供した問題が発覚し、「維新の会」を離れていました。  10日夕に「RIHAQ(リハック)」に出演した3人は、「(斎藤)知事が掲げる『躍動する兵庫』の改革に賛同している」と述べ、2年後に予定されている県議選に候補者を擁立していく、と話しました。  ただ、この問題はすでに兵庫県議会の不信任案可決によって、斎藤知事が失職し、県知事選で当選しているわけですから、不信任案を可決した後に、百条委員会の結論を出す、という失態をした県議会議員の側は、再度、不信任案を提出するのが筋ではないでしょうか。そのうえで、斎藤知事は辞職を選ばずに県議会を解散するでしょうから、県議選を行えば良いわけです。  ただ、県議会はそうした動きはしないと思います。維新を出た3人に対し、県議会が除名処分を議決するのではないか、という声もありますが、その可能性も低いと思います。  キーは元裁判官の弁護士らで構成する第三者委員会の結論が、斎藤知事にとって不利な結果が出た場合です。この場合には一気呵成に動く事態も予想されます。ただ、その場合でも選挙に弱い議員は困った事態になるでしょう。何もせずに時が過ぎれば、この問題は今より沈静化するでしょうが、3人の県議に時間的猶予を与えて、候補者を擁立するのに十分な準備ができることになります。  このまま何もなく時が過ぎれば、兵庫県民のストレスも高まるのではないでしょうか。

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