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【松仙園】14年間閉ざされていた秘境はやっぱりあいつらの巣窟に…サバイバリストが見る松仙園

すずしん工房 27,503 lượt xem 1 year ago
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『登山しないサバイバリストが行く登山』
https://www.youtube.com/watch?v=cvdi8JvEQBI&list=PLhoNUFn7E4NL2NBtswt7aMn-IgbMApmUj
『愛山渓温泉』は美人の湯♪昨年秋に訪れた際にはピアノを弾く若い従業員?のような女性がいて、その軽やかな旋律が風呂場に聞こえていて感動的でした。
https://www.aizankeionsen.rinyu.co.jp/
『ナルセ養蜂場』送料無料になるように詰替用をいくつか買っています。
https://naruse-bee.jp/
『層雲峡・大雪山写真ミュージアム 市根井孝悦の世界』
http://museum.sounkyo-daisetsu.jp/
市根井さんは厳冬期トムラウシ山で猛吹雪に襲われ、雪洞を掘って4日間ビバークしたこともあるというハイレベル登山者。当時の登山装備の重さに加え、海外製の古いカメラと三脚だけでも10kg近かったと言います。そして、たった一枚、その瞬間にしか撮れない最高の一枚を撮って下山する…信じられません。大雪山ですからもちろん、ヒグマに遭うこともあり、一度だけいくら待っていても自分の周りをウロウロと離れない個体がいたのでそのときは三脚を掲げて体を大きく見せて追い払ったそうです。
まだご存命なうちに層雲峡・大雪山写真ミュージアムで一枚一枚、写真を撮ったときのお話を伺うと良いでしょう。
登山者としても北海道の山岳カメラマンとしても雲の上のような人でまさに生けるレジェンドです。
『特定非営利活動法人かむい』厳しい北海道の山を歩けるのは誰のおかげ?整備をする方々には感謝しかありません。
https://www.npokamui.org/
『YAMAP NPO法人かむい hamar』
https://yamap.com/users/301815

◆松仙園登山について
北海道夏山ガイドでは45点.。アポイ岳と同じであり、初級の終わりから中級の始めで十分に歩き通せます。
晴れが続く日に行けば靴が濡れることも少ないです。
ただし、大雪山グレードは5段階中の4ですので天候悪化の際は注意が必要です。また、頻繁にヒグマが登山道上に出てきているのでその点を注意してください。
松仙園ではヒグマがすぐ側にいる、という意識の元、一般的な熊対策をしてくださればなと思います。
午後14時までには八島分岐(松仙園出口)に辿り着くのが理想でしょう。
昼を過ぎた時点で松仙園にいるのはヒグマとの遭遇リスクを上げてしまうようです。
松仙園入口看板のところに居たのは若い個体と思われます。
声をかけると動かなくなって少しばかり緊張が続きました。
松仙園の整備は毎年アップグレードしているようで、昨年に比べて看板が新しくなったこと、新たな木道の設置が行われ、これから登山者が増えることが予想されます(温泉も素晴らしく、湯治目的で来る方もいる)。
旭岳の沼ノ平は松仙園でしか見られない一~四の沼も合わせて初めて"沼ノ平"というべき、という言葉があるくらいです。
今後はぜひ、多くの登山者に来ていただきたいなと思います。

◆ヒグマ対策の徹底
複数行動や熊鈴、笛、爆竹、熊おどし、ラジオ、声かけ、熊スプレーの携帯をしてください。最低限、こちらの存在を伝える熊鈴と笛が必須です。
5分以上の休憩やチシマザサの多いところでは笛を吹き、バッタリ遭遇を避けることに重きを置いてください。
ヒグマにこちらの存在をいち早く知らせるということを徹底しましょう。
※登山口の看板には爆竹の使用は厳禁と書かれていました。笹藪に隠れていたヒグマがパニックを起こして飛び出す可能性があるからです(爆竹の使用方法の動画でも説明しています)。今回でいうと松仙園入口のところで笹藪の中で足跡だけ立てていたヒグマに対して使うのは×ということです(僕はそれを理解していたので声だけをかけて、こちらが居る場所を伝えました)。
登山道においては出遭ったヒグマ(親子熊以外の若い個体や餌付け個体特有の鼻を利かせながらゆっくり向かってくる個体)が目の前に迫ってくる、近づいてくる場合にのみ使用してください。その場合の撃退効果は高いことが実地で分かっています。また、爆竹や熊スプレーがない場合、ストックやザックを掲げて体を大きく見せるのが有効ですのでこれも覚えておいてください。

◆エキノコックスの話
最新の調査では北海道のキタキツネの2~3割がエキノコックスに感染していることが分かっています。
「北海道の山の生水は飲んではいけない」と言われるのはこのことからですが、源流を辿り、石清水などの流程の非常に短い水の流れであればエキノコックスが混じる可能性はとても低くなります。
そもそも2~3割の感染率なのでキタキツネ全部が感染しているわけではありませんし、キタキツネは好んで沢の近くで糞尿をする動物でもありません。
縄張りを誇示するために林道上や登山道上、広めの川原で糞尿をすることが多いです。そのため、林道をまたぐような側溝に流れる水などはどんなに綺麗に見えても絶対に飲んではいけません。
雨などで林道から糞尿が流れ出ることが多いからです。
このように自分はサバイバルの観点から飲める水と飲んではいけない水を判断できますが、基本的にはエキノコックスも除去できると書かれた浄水器を使用するようにしてください。
浄水器は遭難時や災害時にも使えるのでぜひ今のうちに購入しておいてください。
昨年の9月10日に日高山脈コイカクシュサツナイ岳を下山中の男性が熱中症と脱水症状で動けなくなり、救助されています。コイカクシュサツナイ岳はコイカクシュサツナイ川を遡行するため、基本的に沢水は得られるのですがエキノコックスを警戒して生水を飲まなかったのでしょう。このような時に浄水器があれば熱中症や脱水症状を未然に防ぐことができたはずです。
自分が登山で使っているのは携帯性にすぐれたこちらの2つです(組み合わせて使います)。
『スーパー デリオス(Super Delios) 携帯用浄水器 交換カートリッジ』
『エバニュー(EVERNEW) ウォーターキャリー』


使用音源:
「Wandering」石屋
https://dova-s.jp/

「Wonder6」
https://peritune.com/
PeriTune

#松仙園 #北海道 #登山

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