日本の四季の美意識は平安時代成立の『古今和歌集』に端を発し、花の香りや鳥の声、木々の美しさなど、四季の情景が和歌や物語に表現され、現代まで受け継がれてきました。今回はその中でも、『古今和歌集』や平安時代の和歌文学における、四季の香りについて学びます。
その後、春夏秋冬をイメージした香りの中から好きな香りを一つ選び、香り袋を作ります(香り袋は持ち帰れます)。沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)、麝香(じゃこう)をはじめ希少な天然香原料も見ることができます。
令和6年11月3日 古今伝授の里フィールドミュージアム 篠脇山荘
講師 勝亦志織氏(中京大学文学部教授)、小川栄一郎氏(春香堂)https://www.kaori.co.jp/company.html