作詞・作曲 宇田 博
昭和48年1月15日発売 SKD-157
花/倍賞千恵子日本の詩をうたう・第3集に収録
この曲も、CD「抒情愛唱名曲集 倍賞千恵子の世界」の斉藤幸二プロデューサーの解説があります。
昭和30年代半ば頃に「うたごえ喫茶」ではやっていた宇田博作詞・作曲の「山の詩」を長田暁二ディレクターがボニー・ジャックスでレコード化しました。民放の社員であった宇田博の申し入れで、彼が戦時中、中国・旅順の高校生だった頃に退学するにあたり、寮の同窓生のために作った歌であり、戦後内地に戻った学生たちによって歌い継がれ、変化したものと判明、「山の詩」が元々の詞に戻されてヒットしました。
もちろん大ヒットとなったのは昭和36年の小林旭版ですが、原曲はその20年も前にできていたようですね。歌う映画スター小林旭さん独特の高音の歌いまわしも素敵ですが、静かな倍賞さんの歌唱も心に残ります。編曲は小川寛興先生です。
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