天満切子の蒲鉾彫り(U字彫り)はグラスをU字に削ることによりガラスの面が凹レンズの形状になります。
削った面を磨き作業で鏡面仕上げをすることで飲み物を注いだ際に液体の屈折によりグラスの底に刻まれた模様がグラスの内側に映り込み、万華鏡のような美しい模様が現れます。
🎥 協力
工房:天満切子株式会社 /切子工房RAU
住所:大阪市北区同心1-11-8 宇良ビル1F
TEL :06-6357-9362
公式ウェブサイト:
https://temmakiriko.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/temmakiriko_official/
Googleマップ:
https://maps.app.goo.gl/6DwxkQcsp9SnCkm7A
直営販売店・BAR:TEMMA KIRIKO UX
https://maps.app.goo.gl/3pgbdVSJTf9vxAoh6
🎬 チャプター
0:00 工房外観
00:15 割り出し
カットの目安になる基本線をグラスの表面に描いていきます。描いた線が削りの中心線となるため割出機と呼ばれる機器を用いて正確な線を引いていきます。
1:29 側面の削り
研削機に取りつけたU字型のダイヤモンドホイールを回転させ水を付けながら削っていきます。はじめは目が粗いものから徐々に細かい超細目にしていきカット面を滑らかに仕上げていきます。
9:42 底面の削り
12:37 磨き
磨き砂と呼ばれる自然素材の研磨材を水に溶かし、円盤状の木盤(コルク盤)につけながら削った面を透明になるよう磨きます。
14:16 バフ掛け
研削機に取りつけたフェルトバフや布製バフを回転させ、水に溶かした酸化セリウムを付けながら仕上げの磨き作業を行い完成となります。
16:08 直営販売店&BAR
16:26 飲み物を注いだ時の模様の映り込み
16:46 エンディング