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六代目 笑福亭 松喬 / 天神山

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松喬さんが、亡くなって もうすぐ丸八年。コロナ禍でYouTubeを始める様になり 今つくづく思います、松喬さんに落語の事をもっと教えてもらっておいたら良かった・・・と。 もっとも松喬さんが、今 達者だったらYouTubeで落語を配信することは、なかっただろうから こうして紹介文を書くことも無かったので 落語の事を知識として、もっと知りたいという気には、なってなかったと思います。 松喬さんが、亡くなって落語の良さが、分かり 松喬落語の見事さが、改めて分かりました。 それを皆さまにお伝えしたいという思いで うちにある松鶴師匠 米朝師匠 小佐田定雄さんの本を読ませていただきながら得たものと 松喬さんから聞いたことを ここでは、ご紹介させて頂いています。 昔 松喬さんが、芸術祭 大衆芸能部門で大賞を受賞した際に言ってました。 「落語は、能、浄瑠璃、歌舞伎の様な古典芸能ではありません。 大衆芸能です。 では、大衆芸能と古典芸能は、どう違うのか? それは・・・ 古典芸能は、一回や二回 見たり聞いたりしたくらいでは、分からない。 ところが、大衆芸能は、何十年見たり聞いたりしてきた人も 今日初めて経験した人も 『おもしろいもんは、面白いと分かる。良いもんは良いと感じる。』 初めて聴く人に分かってもらえなくなったら落語も古典芸能になる」と。 因みに平成19年同じく 芸術祭大衆芸能部門で大賞を受賞されたのが、石川さゆりさんでした。 さて 今回のネタは 「天神山」です。 本によると「芦屋道満大内鑑」通称『葛の葉の子別れ』のパロディとなっています。 パロディは、元を知ってこそ 元を知らないと成り立ちません。 昔の一般大衆の方は、歌舞伎や浄瑠璃もご存知だったんですね。 落語「天神山」一心寺の小糸さんのお墓の場面で源さんが言います。 「骨かくす皮には誰も 迷うなり、好きも嫌いも皮のわざなり」 これは、一休禅師の言葉だそうです。 落語 ビギナーの私は、思います。「落語って素晴らしい」 六代目 笑福亭 松喬 落語公式チャンネル 今回の演目は 「天神山」 平成13年3月9日 ワッハ上方演芸ホール 第15回 東西三人会 中トリの舞台でお楽しみ下さい。

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