踏み込み温床で0円生活!
夏野菜、トマト、ピーマン、ナス、さつまいもなどの野菜をまだ寒い季節からお金をかけずに温めて早めに育てることができる踏み込み温床の方法です。
・落ち葉軽トラに1杯
・米ぬか 米袋に半分(15kg)
・水 約80ℓ (8ℓのジョーロ10杯)
(ひと雨当ててもいい)
毎年踏み込んでは冷たいままで発酵熱は上がらず、失敗してきた踏み込み温床。
上記の配分で
・2mの枠に軽トラ3杯分
(できれば5杯くらい)
・米ぬかを一気に入れ攪拌
・最初は踏み込ますふんわり山にする
・雨にあて十分に湿らす
・ブルーシートをかけて蒸らす
約1週間後に攪拌すると中から湯気が出て発酵に成功!
最初に踏み込む方法で失敗する方は、このように最初は空気を多く取り込める、お山型にして高さを出すことで発酵熱が出やすくなります。
空気があるほど発酵熱は高くなります。
高さもあり内部も分厚く、湿度も保てるので菌糸が活動しやすい環境にできます。
その後、70度以上に上がりきり、ゆるやかに下がって25〜30℃で踏み込むとトロ火が長く続きます。
育苗適温で長くて2か月ほど、温床として苗を育てることができます。
だんだん温度は下がっていくので低くなったら攪拌し空気を入れる、または米ぬかを投入して発熱を促します。
苗を植え付ける5月上旬まで行います。
★
1/22 落ち葉拾い 1回目 軽トラにフワッと軽く一杯
表面の乾いた落ち葉中心に
(発酵熱が長続きする)
2/16 2回目落ち葉拾い 軽トラ2台分
雨上がりで濡れて重い落ち葉
(最初の発熱が成功しやすい)
↓
2/26 10日後 表面暖かい
内部温度 23℃くらい
さらに雨を当て攪拌して空気を入れる
3/1金曜
雨に1日当てました
内部は23℃
攪拌すると内部から湯気が出てる
嫌気発酵か?押し潰されて空気のない落ち葉は緑のカビが全面に。
若干カビくさいにおいがする
嫌気発酵のにおい?
空気がある場所は好気性発酵しており、
白い糸状菌のような菌糸が落ち葉をひとかたまりに固めている。
はんぺんのようになっている。
自然の森にもこのような土着菌があり、これが菌糸を伸ばし落ち葉を分解、良質な堆肥に変え、次の年の植物の栄養となる。
このような糸状菌は空気中からも窒素を取り込む窒素固定菌と共存できるため、うまくいけば自然界と同じように畑でも無肥料で作物を育てることができる。