チュウゴクアミガサハゴロモ
和名:-
学名:Pochazia shantungensis
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>半翅目>同翅亜目>ハゴロモ科
分布:本州・四国・九州
大きさ:14~15mm
時期:6月頃
食料:植物の汁
越冬態:
生息:林縁
チュウゴクアミガサハゴロモ
中国編笠羽衣
Ricania shantungensis
半翅目ハゴロモ科に属し、中国を原産地とする外来種である。
本種は旧北区の各地に外来種として移入しており、ドイツ、フランス、イタリア、トルコ、韓国などで確認されている。
国内では2017年に大阪府で複数の個体が採集されて以降、長らく未同定種として扱われていたが、春澤・宮武で同定し、外部形態の図示と和名の付与が行われた。
全国各地で目撃例があり、本州(関東地方、近畿地方)や九州などで分布を拡大しているとされ、千葉県、東京都、神奈川県、岡山県から記録されている。
広食性でカバノキ科、クワ科、ブナ科、マメ科、モクセイ科など非常に多くの植物を利用しており、原産地及び移入地で果樹や街路樹の害虫として扱われている。
植物の枝を集団で吸汁するほか、樹皮を傷つけて産卵し、白いワックス状物質で卵塊を覆う行動が知られる。
排泄された甘露によりすす病の発症を促進することが報告されているほか、産卵の際に枝を傷害することで樹勢を衰弱させる事例も知られている。
国内では現在のところ顕著な被害は報告されていないが、庭木や街路樹への吸汁や産卵は確認されており、個体数の増加に伴って被害が顕在化する可能性がある。
また、山地性の環境に生息するアミガサハゴロモに対して、本種は都市部の公園など、より人工的な環境を選好することが示唆されている。
チュウゴクアミガサハゴロモの動画
綿が動いた!?孔雀のようにゴージャスな生き物
https://youtu.be/uOduVUxRAJ8
別種かもしれない2匹の喧嘩にビックリ
https://youtu.be/DUOkGHK27CY◆撮影時期の定義
上旬:1日~10日
中旬:11日~20日
下旬:21日~月末
身近であえる昆虫写真集
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埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。
地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや
知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。
基本的に採集は行っていません。
ほぼ触れる事もなく、生き物のありのままの状態を撮影しています。