今回は配当金の分配可能額と、配当時の積み立てルールをテーマに解説しています。
この論点を理解するためには、純資産の各項目を知っておくことが重要です。
項目の中身が分かっていると、どうしてその計算式になるのかも、何となくイメージできるかと思います。
【財務会計 再生リスト】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTVDiCkc_FCtFuLQRw_hJOodoRixhn0HL
【まとめ】
・資本金：事業の元手になるお金
・資本準備金：資本金にしなかったお金、配当時の積立金
・その他資本剰余金：資本金・資本準備金の取り崩し額、自己株式の売却益
・繰越利益剰余金：これまでに企業が稼いだ利益
・任意積立金：使用目的(設備投資等)を株主総会で決めたお金
・利益準備金：その他利益剰余金から配当した際の積立額
・分配可能額：分配可能額 = その他資本剰余金 + その他利益剰余金 ー 自己株式
・積み立てルール：
A. 配当金額の1/10
B. 資本金の1/4 - (資本準備金と利益準備金の合計)
⇒ A,B少ない方を準備金に積み立て
※準備金の合計が資本金の1/4に達していれば積み立て不要
【この動画のチャプターはコチラ】
0:00 オープニング
0:45 剰余金の配当可能額と積み立てルール？
2:26 純資産の構成要素を理解しよう (資本系)
4:36 純資産の構成要素を理解しよう (利益系)
6:35 配当金の分配可能額
7:58 配当時の積み立てルール
9:34 過去問を解いてみよう (平成27年度 第4問)
10:37 まとめ
※本動画は中小企業診断士試験対策のために作成していますが、本動画による試験結果等には一切の責任を負いませんので、予めご了承をお願いいたします。
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