日本風土が育んだ唯一無二の自然素材
中国伝来のものが多いなかで、畳は日本で生まれ育ち、発展してきた固有の文化です。古くは奈良時代の「古事記」に畳の記述はあり、今日まで畳文化は引き継がれています。最初は「ござ」のようなものを重ね、寝具としていましたが、平安時代になると上流階級における権力の象徴へ。そして室町時代には「書院造」が完成され、貴族や武士の富の象徴として使用されました。桃山時代では数奇屋造や茶道が発展普及し、日本建築が大きく変化します。「茶室」や「四畳半」という概念が生まれ、畳は部屋全体に敷き詰めるられるようになりました。そこで日本人は「正座」という作法を会得することになるのです。茶道のほかにも書道、華道、柔道など、日本に根づく「道」がつくものはすべて畳と深いかかわりがあるのです。畳が日本人の武士道精神をつくり上げたと言っても過言ではないのです。そして近年まで、庶民に根付き、畳刺し・畳師・畳大工・畳屋と呼ばれる人々が活躍するに至り、畳干しする家々の光景が見られるようになったのです。
現代では、畳が日本人の生活から縁遠くなっています。外国と同じような暮らしは便利ですが、日本人なら、畳の上で過ごす穏やかな時間も忘れたくありません。い草の青々とした香り、足を乗せたときの優しい風合い。だれもが感じる懐かしさはつまり、日本らしさなのです。
玄関を介して靴を脱ぐ、「素足」と「座する」生活習慣は、まさに日本特有の住まい文化であり、建築様式です。風土がは育んだ快適で優しく、機能性にも優れたこの唯一無二の自然素材を改めて見直したいのです。
■■関連動画■■
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https://youtu.be/y4uQx77tmaw
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■建築会社(株)三和木について
「東濃ヒノキ」のふるさと岐阜県白川町に製材工場を所有し、全国各地の銘木を取り扱っています。自然素材と伝統工法による「匠の技」にこだわり、建築家による自由設計をモットーとした「オーダーメイドの家づくり」を実現します!
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「建築士の住宅営業」芦原康夫の自己紹介
【年齢】1970年(昭和45年)生まれ
【出身地】京都市
【学歴】1993年 京都工芸繊維大学 卒業
【経歴】(株)サンゲツ 入社
商品企画で17年勤務し、退職
2010年(株)三和木に入社
2015年 一級建築士 取得
現(株)三和木大府展示場 店長
【好きなもの】「読売ジャイアンツ」
(関西生まれで名古屋に住
み着いてるのに!?)
アニメ「ワンピース」
【趣味】料理とファスティングにハマり中
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