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【モチノキ沢】 丹沢 玄倉川水系

山猫日誌 1,385 8 months ago
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#丹沢 #沢登り #モチノキ沢 地形図を見ていたら、玄倉ダムの先に等高線が極端につぼまっている沢があった。 調べてみると沢の名前は「モチノキ沢(冬青沢)」とある。 滝を訪れるブログはわずかにあるが、遡行の記録は皆無。 有名なガイド本にも掲載されていない。 面白くない沢なのか? しかし、この等高線が詰まっている明らかな「ゴルジュ」は、現地を確認せずにはいられない。 ほとんど情報の無い山行は非常に魅力的である。 玄倉林道を1時間と少し、ユーシンブルーを過ぎ、第4号隧道を出て右側のガードレール越しの向こうに、5m程のきれいな直瀑が、板小屋沢とモチノキ沢のF1。 これは直登できなそうなので、隣の「小沢」から入り、左岸のルンゼを上がり、反対側の板小屋沢、モチノキ沢に入渓。 すでにゴルジュ内である。少し先に右に板小屋沢、左にモチノキ沢を分ける二俣。左の5m隠れ斜瀑を右岸から小さく高巻く。 すぐに7m程の直瀑が現れ、左壁を登る3+。次にスダレ状4mなどの滝が続き、ゴルジュは開ける。 その先には5mスダレ状と堰堤7mのミックス滝。これは右岸から高巻き。 その後は標高700mから780mまでの区間に、崩れた堰堤などが7基ほど出てくる。 二俣を右に入り、堰堤を右岸から高巻くと沢はガレとなる。 その後、右の枝沢からの押し出された瓦礫の先、本流には小滝だが連瀑が現れる。 4段目の滝が非常に脆く、小さく落ちて転がってしまった。 連瀑は6段目まであった。 標高970mで沢は三俣になり、水量は右から0:1:2。 真ん中に進み、途中のCS涸滝に難儀し、ガレ沢となる。 鹿柵が出てきたところで、左岸へ脱渓。 植林帯を詰めて檜岳へ。 丹沢で記録の無い沢を遡行できるなんて意外でした。 満足満足。 グレードは2級下くらいかな。 2024.6.1

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