日本固有のヨナ抜き音階で親しみやすい美しい旋律に、心地よい鈴鉦(チン・リン)の響き。
その音色はどこか懐かしいようでしみじみと心にしみわたり、安らぎを与えてくれる梅花流詠讃歌。
秋田県の大自然の風景を眺めながら、静かに心で聴いてみてください。
そして、ぜひ覚えて一緒にお唱えしてみましょう♪
【三宝御和讃】
1953(昭和28)年
作詞 高田道見
作曲 権藤円立
(一)
心の闇を照らします
いとも尊きみ仏の
誓願(ちかい)を冀(ねご)うものはみな
南無帰依仏と唱えよや
(二)
憂き世の波を乗り越えて
浄きめぐみにゆく法の
船に棹さすものはみな
南無帰依法と唱えよや
(三)
悟りの岸にわたるべき
道を伝えしもろもろの
僧伽(ひじり)に頼るものはみな
南無帰依僧と唱えよや
お釈迦様の誓願(三宝)に帰依して(心のよりどころとして)生きていきましょう、という仏教徒としての誓いを表現した梅花流詠讃歌の代表的な一曲です。
(一)南無帰依仏(なむきえぶつ)
お釈迦様、歴代のお祖師様やご先祖様の存在。
迷いや悩みの中で生きる私たちは、み仏さまの誓願を信じ、み仏さまの教えにかなった生き方をしようと心に誓い、南無帰依仏と一心に唱えましょう。
(二)南無帰依法(なむきえほう)
み仏さま方の教え。
無常の世で人生の荒波の中を生きていく私たちは、み仏さまの教えを心のよりどころとして生きていこうと決意し、南無帰依法と一心に唱えましょう。
(三)南無帰依僧(なむきえそう)
教えを実践していく人々や、それを共有する仲間の存在。
み仏さまの教えに照らした生き方を心がけ、平穏な心を育むべく、仏道という同じ道を歩む仲間を信じ、南無帰依僧と一心に唱えましょう。
宗派を越えて仏教徒の原点ともいえるこの3つの宝(三宝)の教えを信じて実践し、人が人としてより豊かな心で生きていける世の中を目指して、『よりよく生きる』『共に生きる』という想いを心に念じてお唱えいたしましょう。
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