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やりたいことがない人、原因と対処法を解説します #失敗 #恥 #自分らしさ #グリッド #非認知能力 #早稲田メンタルクリニック #精神科医 #益田裕介

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01:03 「やりたいことがある人」とは? 05:30 「やりたいことがない人」とは? 06:41やりたいことを見つけるには? 09:15 失敗を許す 13:38 目標をきっちり立てる 本日は「やりたいことがない人」に向けての動画です。 よく診察室で「私、やりたいことがないんです」と言われることがあります。 「やりたいことがある人が羨ましいです」という言い方で色々聞くことがあります。 やりたいことがないから外出できない、やりたいことがないのでなんとなく今の会社にいます、つまんないんです、ということを聞きます。 外出できない、休日は家から出られない、という人が多いです。 やりたいことがない人はどういう人なのか、どうやったらやりたいことが見つかるのか、ということを今回の動画で解説します。 ■「やりたいことがある人」とは? やりたいことがない人を定義するのは難しいので、やりたいことがある人はどういう人なのか、ということから考えてみます。 やりたいことがある人は、あれもやりたい、これもやりたい、そういう話ではないと思います。 これも食べたい、あれも食べたいという食いしん坊のようなタイプではなく、ここでいう「やりたいこと」がある人は、中長期的な目標がある人、人生を賭けてこれにエネルギーを費やしたいと思う人のことを指します。 私はやりたいことがないんです、という人も、ゲームをしたりYouTubeをダラダラ見るのはやりたいことではあります。 やりたくない訳ではないと思います。 自分の人生を賭けることや、中長期的にがんばりたいことがない、ということだと思います。 中長期的な目標があってがんばれる人はどういう人なのかと考えると、その人たちの心のことがわかるのではないかと思います。 1つのことがやれる人、やりたいことがあり、それに向かって頑張れる人はどういう人かというと、 2つの特徴があります。 1つは「興味の一貫性」です。 当たり前といえば当たり前ですが、同じことが好きなのです。 1つのことが好きでやっているという感じです。 僕が聞いて面白いなと思ったのは、将棋の羽生善治さんです。 羽生さんは仕事が将棋、趣味はチェスなんです。 それ趣味なんですか、という感じじゃないですか。確かに近いですよね。 でも段々気持ちがわかるようになりました。 最初に聞いたときは凄いなと思い、そんなの自分は真似できない、と思いました。 僕も年をとるにつれて興味の幅が狭くなり、仕事は精神医学、趣味はYouTubeとなってますから何となくわかります。 興味の一貫性があるということです。 もう1つは「努力と粘り強さがある」ということです。 挫折する、困難がある、嫌な思いをするなど、問題にぶち当たっても継続できる、乗り越える力があるのがやりたいことがある人の特徴です。 こういう力を「グリット」と言います。 「非認知能力」といわれるものの1つで、人間の持っている能力です。 これはいわゆるIQとは関係がありません。 IQが高いからグリットが高いというものではなく、意外と相関関係はありません。 頑張れる人は頑張れるという感じです。 IQを認知能力、グリッドを非認知能力と言いますが、非認知能力も大事だということです。 頑張れる人は「グリット」と言う非認知能力が高いです。 グリットはどういう要素で成立するのかというと、興味の一貫性という特徴と、努力を粘り強くできること、です。 益田はYouTubeでよく喋っているじゃないですか。 よく喋っているから、コメントを見ると「マスダ先生は優秀です」「地元にこんな先生がいたら」と書いてくれるのですが、決して僕は優秀じゃありません。 賢くもなく、IQも別に高くありません。 ただ確かにちょっとグリットは高いんです。 僕は中学生くらいのときから精神医学は好きで、毎日飽きずにYouTubeを撮っている訳じゃないですか。 そういう意味では、この分野に関してはグリッドはちょっと高いです。 ■「やりたいことがない人」とは? グリッドの反対、諦めやすい人、やりたいことがない人はどういう人かというと、興味の一貫性があまりない人ということなので、外向的で協調的な人が興味の一貫性が低かったりします。 外へ出て遊ぶことやみんなと一緒に何かをするのが好きな人は、やりたいことが意外とないという感じです。そういうものです。 すごく優秀な人、生徒会長のようなキャラがいますよね。 僕の中高のときにもいましたし、防衛医大の仲間にもいました。 外向的で協調的、みんなと仲良くしている人は意外と臨床一筋という感じじゃないな、と確かに思います。 努力の粘り強さの反対は諦めやすさです。 諦めやすい人はグリッドが低い、諦めやすい人はやりたいことがない、見つけにくい人ということになるかなと思います。 ■やりたいことを見つけるには? どうすればやりたいことが見つけられるのか、ということですが、まずは「自分らしさ」を大事にするということです。 外向的であったり協調的であっても良いのですが、流されないことです。 自分らしくあることを重視する、自分らしさは何だろうということがわかる(定義してあげても良いです)、そしてその自分らしさに価値を見出すことが重要です。 自分らしいとは何かというと、「がんばり屋さんだ」ということをインプットした方が良いです。 がんばり屋でなくても、自分はがんばり屋なんだと「思い込ませる」ことが重要です。 あとは僕の場合だと、精神医学が好き、ということにしています。実際好きですが。 精神医学に関係することが僕は好きです。 一周回って精神医学は面白いなと思います。 最先端の脳科学や研究、色々な学問に触れると、精神医学のここは嫌だというポイントもありますが、そうは言っても一番好きだなと思います。 そして「価値がある」と思うことです。 精神科の診療は価値がないとは言わないですが、偏見もあり「僕は精神科をやっているんです」と誇りにくい感じなんです、実は。 見ているみなさんには申し訳ないのですが、医療業界の中ではヒエラルキーが低めですから。 マイナースポーツというか、内科や外科などの華々しい科と比べると精神科は地味で、ちょっと気難しい人が多く敬遠されがちで、美容整形のようにお金が儲かる訳でもなく、整形外科のようにスポーツの人を相手にやっている爽やかさもなく、陰キャじゃないですか。 精神医学って治らないんでしょと言われたりもします。 患者さんはなかなか治らないし、ゆっくりとしか治りません。 治療の難しさもあれば、一方で誤解されて誹謗中傷を受けたりなど色々ありますが、僕は価値があると思っています。 こう考えると自分らしさもわかりますし、自分らしく生きることができます。 だから自分らしさが重要だったりします。 ■失敗を許す ではどうやったら諦め難くなるかというと、「失敗を許す」ということです。 患者さんには失敗を許せない人がすごく多いです。 僕のYouTubeなんか一発撮りでバッと流しちゃうし、初期の頃のものはしゃべりが全然下手です。 でも別に気にせず出しています。 ちょっと気にしていましたが。 とにかくやるのです。 やっていれば脳は成長するので上手くなります。 僕も2年ちょっとやっていますが、たぶん3年目にはもっと上手くなるだろうし、4年、5年、10年やっていれば上手くなると僕は思っているので、今は今でいいかな、今見ている人には申し訳ないですが、そう思っています。 脳は成長します。 失敗から学ぶ、弱みに注目することも大事です。 失敗から学ぶのは効率が良いです。 失敗を許し、失敗しても良いんだと思う精神でやった方が成長が早いです。 僕も受験の時に思っていましたが、テスト勉強をしないでテストに落ちてから勉強をした方が記憶の定着は良いんです。 もう勉強しないのだったらしないで、テストが終わってからで良いんじゃないか、と昔は思っていました。 その方がショックを受けている分吸収します。 失敗を恐れず失敗から学ぶということが大事です。 開き直りも大事です。 欠点は魅力です。 自分にとっては嫌だなと思っていても、欠点は魅力的なのです。 女性なら、ちょっとぽっちゃりしちゃって、と思っていてもそれが魅力だったりするし、逆に痩せ過ぎちゃってというのも、それがスリムで綺麗だったりします。 ちょっと性格がキツくてという人は、そのキツさ、攻撃的というか積極的な感じが魅力だったりします。 逆に自分の意見がないという人は、優しい感じ、受け身だけれどきちんとルールに従う感じが魅力だったりします。 概要欄続きはこちら(字数制限のため) https://wasedamental.com/youtubemovie/5956/#c01 ------------- 才能がなくても長く続ける意味 やり抜く力 平凡恐怖 https://youtu.be/JHXqfSWfM04 ------------- 【メンバーシップ】 このチャンネルのメンバーになって特典にアクセスしてください: https://www.youtube.com/channel/UC7C5oRm6cGgbjJdPPEVeNMA/join スマホアプリからだとメンバーになることができません。 PCもしくはブラウザから申し込んでください、すいません… https://youtube.com/shorts/xfJ9ks-ftfg?feature=share 【精神科医がこころの病気を解説するChとは?】 一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に関するアレコレを幅広く解説しています。動画における、精神分析や哲学用語の使用法はあくまで益田独自のものであり、一般的(専門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり学術的にとらないでいただけると嬉しいです。    早稲田メンタルクリニック院長 益田裕介 【自己紹介】 益田裕介 防衛医大卒。陸上自衛隊、防衛医大病院、薫風会山田病院などを経て、2018年都内で開業。専門は仕事のうつ、大人の発達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと変人よりの町医者です。 趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。 2020年6月5日より断酒継続中。 【参考】 厚労省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/ カプラン 臨床精神医学テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/detail/3509 倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb130991f3fa4 【コメントについて】 ・コメントは承認制です ・コメントは益田が目を通していますが、手が回らず、質問にはお答えできません。ご理解よろしくお願いします。 ・(のちのち)自分や他人を傷つける可能性のあるものは承認されません ・他の人への返信も原則禁止です。共感的なもの、相手に役立つものは一部、許可しています。短い時間で判断しているので「どうしてこれがダメなの?」みたいなものもあると思いますが、それはこちらのミスであることも多いです。ご了承ください。 【取材対応。テレビや雑誌、Webメディアの人へ】 気軽にご相談して下さい。 [email protected] 方針についてはこちら https://youtu.be/esgbyuhTvRo 【公認の切り抜き動画はこちら】 https://www.youtube.com/channel/UCu0kj2CJD9AXHSuTCWi3NWQ/videos 【動画制作の裏側はこちらから】 https://www.youtube.com/channel/UC9WXfmJQZVItKASe68--PJg

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