小間物問屋の主、助松は三十六。女房を三年前に病で亡くしてから、やもめを通していた。商売ひと筋にやってきた助松が梅の香りに誘われていった先で見かけたのが見世物小屋の大女、大滝太夫だった。
いつしか心を奪われ、真剣に所帯を持つことまで考えたのだが・・・。
初出:実業之日本社『余寒の雪』2000年9月
※この作品は許可を得て朗読しています。
また、朗読会用に若干編集をしています。ご承知おき下さいませ。
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