稚児灌頂　仏教史の暗闇（辻晶子『児灌頂の研究　犯と聖性』法蔵館より）｜この仏教書がすごい！ #天台宗 #性加害問題 #ジャニー喜多川 #ジャニーズ

日本社会を震撼させている故・ジャニー喜多川氏による少年たちへの性加害。その淵源でもある稚児（少年たち）を対象とした仏教僧たちの性愛、出家者が稚児を犯すことを正当化した「稚児灌頂」なる奇怪な儀式について、最新の研究書をもとに紹介します。親鸞の妻帯をめぐる言説のクリシェを少年性愛という角度から捉え直すことも提案します。

■切り抜き元

・【書評特集】法蔵館から刊行された女性研究者（ショバ・ラニ・ダシュ、梶原三恵子、辻晶子、西村玲）の仏教書・他
https://www.youtube.com/watch?v=yTry39e4g3M

■関連リンク

・辻 晶子 (著)『児灌頂の研究　犯と聖性』法蔵館
https://amzn.to/45e3vaB
髪に山王権現が降臨し、児が観音菩薩となる中世の密教儀礼・児灌頂について、諸本研究と内容からその輪郭を初めて明らかにする。

・松尾 剛次 (著)『増補 破戒と男色の仏教史』平凡社ライブラリー
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中世の日本仏教界では、稚児をめぐって寺院間で戦いが起きるほど、男色文化が広がっていた。鎌倉新仏教が興った背景を、「戒」をめぐって描くスキャンダラスな仏教史。

・日本は「同性愛」に寛容だったのか？　ジャニーズ問題の根源としての伝統仏教と少年性愛｜note naagita（佐藤哲朗）
https://note.com/naagita/n/n0a326a9b2ccc

・破戒と男色の仏教史／実録・天皇記｜この仏教書がすごい！【書評】｜佐藤哲朗
https://youtu.be/m7-GcFw05so

～生きとし生けるものの悩み苦しみが無くなりますように～