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上あごの入れ歯が落ちる、外れる場合の原因と対処法 〜総入れ歯〜

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上の入れ歯が落ちないようにするためには、いくつかのポイントがあります。 ①上顎(口蓋)をしっかりと入れ歯で覆うこと。 入れ歯は、空気が入ると、外れやすいため、上顎(口蓋)はしっかりと入れ歯で覆うことが大切です。 口を開くと上の入れ歯が外れ、落ちてしまいます 稀に、口蓋を覆っていない、無口蓋入れ歯を見ることがあります。 一見、違和感がないように感じますが、右で噛んだり左で噛んだりする度に入れ歯が動いてしまいます。動く入れ歯こそが、違和感の原因ともなり得ます。 上顎を覆うと、違和感があるのではと言うご質問も頂きますが、ウォーターフィルム現象(※1)により吸着した入れ歯は、上顎と一体化するため、慣れていただくことができます。 (※1)ガラスとガラスの間に水を介在させると、ピッタリとくっつく現象。入れ歯と歯茎の間に唾液を介在させることで、同様の現象が起こります。 ②歯肉の一番奥まで、入れ歯で封鎖すること。 口を開くと上の入れ歯が外れ、落ちてしまいます。 入れ歯の頬の部分(ピンク色の床)が短いと、①と同じように空気が入ってしまいます。口を膨らます動作、風船を膨らませるなどをすると、入れ歯に空気が入り込み、外れてしまいます。 そのため、しっかりと奥まで覆うことで、空気が入りにくくなります。 ③前歯が傾きすぎていると、口輪筋の緊張で外れてしまうことがあります。 口を開くと上の入れ歯が外れ、落ちてしまいます。 口輪筋とは、口の周りの筋肉のことですが、前歯が出っ歯のようになっていると、筋肉が押さえ込む力で外してしまいます。 この対策として、前歯は、なるべく角度を垂直にすることも気をつけます。 ④入れ歯が長すぎても、入れ歯を外してしまいます。 口を開ける時に緊張する筋肉は、口輪筋と頬筋が主ですが、筋肉が緊張(ろうそくをフゥーっと吹く、口を尖らせるなど。)すると入れ歯を押し下げてしまい、外してしまう現象が起こります。 その場合には、長い部分を削れば外れなくなります。 ⑤かみ合わせ 天然の歯と、入れ歯は、かみ合わせが異なります。 通常、天然の歯は、前歯が顎の動きのハンドルのような役割を担っていますが、総入れ歯の場合は、前歯と奥歯両方でバランスを保つかみ合わせにします。 なぜなら、入れ歯は、前歯で強く噛むと、一番後ろから空気が入り込み、外れてしまうからです。前歯が強く噛んだ時に、奥歯も噛み合いバランスを保つことで、外れにくくなります。 【目次】 0:02 オープニング 0:25 口を開いたときに入れ歯が落ちるという不安について 1:50 上の総入れ歯が落ちないようにするポイント① 3:14 ポイントその② 4:06 ポイントその③ 4:50 ポイントその④ 5:22 ポイントその⑤ 6:41 歯科医師と歯科技工士が気をつけていること 7:56 噛み合わせが一番大切 ------------------------- 🌼稲葉歯科医院 入れ歯専門サイト:https://www.ireba-inaba.jp 総入れ歯専門サイト:https://fulldentures-inaba.jp 奥歯の入れ歯サイト : https://riegel-telescope.com 医院HP:https://inaba-shika.com 🌼ゆりこ先生プライベートブログはこちら http://www.yuri-story.com 🌼Instagram https://www.instagram.com/yuriakubi/ 🌼ドイツ式入れ歯専門技工所 Weber dental labor https://weber-dental-labor.com 🌼お問い合わせ https://inaba-shika.com/contact/ LINE:https://www.ireba-inaba.jp/line/ E-mail : [email protected] ————————————

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