多くの女性が毎月同じ悩みを抱えています。
男性も、女性同士でも理解を深めてもらおうと、生理の痛みを体験する企業研修が18日、九州で初めて実施されました。
研修に参加したのは20代から50代の男女14人です。
最大で4段階の痛みを体験します。
子宮の収縮で起こる生理の痛み。
おなかに貼ったパッドに電気を流し電気の刺激で腹筋を収縮させてその痛みを再現させます。
開発に携わった8割強の女性が「普段通り」と答えた2番目に強い”強”のレベルは・・・男性にとっては「これは仕事できないです。痛みに耐えることに専念しないと」といった感じのようです。
取材した村上亜沙記者も体験、「普段これで仕事してます」「これ仕事できます?」女性どうしで差も・・・経産省によると、女性従業員のおよそ半数が生理痛やそれに伴う症状などで職場で困った経験があると答えています。
”機器貸し出し”大阪ヒートクール・伊庭野建造代表取締役は「体験したことない痛みってなかなか想像できないので、自分が想像できない痛みがあったんだということを分かるのが大事」と話しています。
相手への思いやりと想像力をふくらます大切さを痛みが気づかせてくれます。