ゆび先生の『教えてゆび先生』では、クリニックや学校健診などの日常診療でよく聞かれる質問にお答えします。
今回のテーマは『りんご病』
最近、巷で流行っているりんご病を徹底解説しますよ( ^o^)ノ
伝染性紅斑(りんご病)
・パルボウイルスB19による感染症
・5〜9歳で多いが、成人発症例もしばしば経験する。
・顔を平手で打ったような紅斑が突然現れ、継いで両上下肢にレース様紅斑が出現する
・潜伏期は10-20日
・発疹出現の7-10日前に、怠い、微熱や感冒症状を呈することがあるが、このときがウイルス排泄量は最も多い
・紅斑が出るころには人への感染力はなくなり、外にでてもOK
紅斑は1w程度で消失するが、なかには長引いたり、再燃することもある
紅斑は温めると目立つようになるため、ぽかぽかしない
日焼けも注意、日光に当たって再燃することもある
ストレスで紅斑が長引くこともあるので、心穏やかに過ごしましょう
・溶血性貧血患者が感染すると、重症貧血をおこすことがある
成人では関節炎の合併がしばしば見られる
血小板減少、顆粒球減少、血球貪食症候群などの合併症もある
・妊婦が感染すると、胎児に水腫を引き起こすことがあり、注意が必要
特に妊娠前半の感染が危険で、胎児死亡もおこる。
・抗体検査があるが、妊婦が感染したおそれのある場合のみ保険適応だったが、
現在は15歳以上の紅斑が出現している成人に適応が広がっている。
・治療法は、対症療法。
・予防接種はない。
飛沫感染&接触感染であり、予防には、手洗い、うがい、換気、咳エチケットが重要。
小学校や保育園・幼稚園で流行することがあるため、家族に妊婦がいる場合は特に注意。
お勧め動画①
ゆび先生&ひかちゃんねる
【必見】知らなかったらヤバイ!日焼け対策!紫外線のこわ〜い真実
https://youtu.be/IPcMwj9e4pk
お勧め動画②
りんごちゃん、youtubeやってたんだww
リン リン りんごちゃんネル【公式】
https://youtu.be/1fud47weYVU
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